数ある投資の中でも人気の高いFX。
いつでもどこでも取引ができ、一度取り組むとやみつきになる人が多いですよね。
ですが、現実的にはなかなか結果が出せない、大きく資金を減らしてしまったと
いう人も多いのがFXです。
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目次
なぜFXで勝ち続けるのが難しいのか
FXには、パチンコや競馬と違って胴元がいません。
そのため、胴元次第で勝ち負けが左右されることがなく、すべては自分の判断次第です。
競馬やパチンコのような胴元有利のギャンブルでないのであれば、もっと勝率は
高くなければいけないはずですが、現実的には、９割の人が資金を失って退場する
と言われています。
ではなぜ、FXではそれほどまでに勝ち続けることが難しいのでしょうか。
退場する人の多くは目先の利益に目を奪われてしまう
FXをはじめて間もない頃は、とにかく稼ぎたい、儲けたいという願望ばかりが
先走ってしまいがちです。
FXは世界中のトレーダーが参加するため、その動きは常に流動的であり、不規則です。
しかし、FX初心者の多くは「自分の希望的観測でポジションを持ってしまう」
ことが多く、せっかく利益が出ても利確しない、損失が出ても損切りできずに、
結果的に利益を伸ばせず、損失ばかりを膨らませてしまうことになります。
相場というものは、自分の希望に沿って動くものではありません。
相場の動きに自分をあわせないといけないのです。
自分の得意なパターンを確立するには
FXで安定的に勝てる人というのは、自分の得意なシーンを待っている人です。
FXは常に流動的で、同じ動きをすることはありません。
しかし大きな視点、時間軸で見れば、結局シンプルでパターン化された動きを
することが多いのです。
FX初心者は、この大きな流れを捉えることができません。
１分足や５分足といった小さな視点で相場を見てしまい、細かい値動きに
振り回されてしまいます。
そのため、少しマイナスになったら損切りを繰り返し、プラスが出るともっと
儲けたいという欲がでて利確ができなくなります。
その結果、マイナスを積み重ねていくことになります。
FXで勝ち続けるには、とにかく「自分の得意パターンをひとつ持つこと」です。
そのためにはまず、「チャートに慣れること」「大きな視点で
見ること」この２つが大事になります。
どんな上昇相場でも、ずーっと上がり続けることはありません。
相場が上がるには、必ず「下がる」場面が必要です。売りが集まるからこそ
買いがあるのであり、その逆もまた然りです。
この意味がわかるまでは、決して大きな資金を投入せず、チャートに慣れる
ことに徹するべきなのです。
チャートには大衆心理が集約されている
FXのチャートは、上下しながら動くものです。
ですから、一気にチャートが上昇したからと言って飛び乗ると、そこから
急に下降します。下がったと思って売りで入ると、そこから上がります。
それがFXの当然の動きです。
その買いと売りのせめぎ合いの中で、チャートは動いているのです。
チャートとは、ただ単に線が動いているのではなく、そこに世界中の人の
大衆心理が集約されています。
その意味がわかると、FXで勝ち続けることは難しくなくなります。
自分の思惑で売り買いするのではなく、相場の流れ、大衆心理を見通して
取引できるようになれば、自然にFXで勝ち続けられるようになるのです。
相場が動かなければ誰も利益を得られない
FXとは、買う人と売る人がいるから成立する投資です。
ですから、売りと買いが拮抗していてチャートが横ばいの時は、誰も利益を
得ることができません。
売りと買いのバランスがくずれ、どちらかに相場が動いてはじめて利益を
得るチャンスがあるのです。
ですから、できるだけたくさんの人が取引をしている時間帯、たとえば
日本人もアメリカ人も取引に参加しているニューヨーク時間などに取引を
して、あまり相場が動かない時間帯は取引をしないほうが賢明です。
ですが、FXの初心者はこの動きの少ない時間帯もポジションを持って
しまいがちです。
「そろそろ上がるんじゃないか？」「もう動いてもいい頃だ」こうした
自分の希望的観測で取引をしてしまうのです。
FXで勝つ人は、決して希望的観測でポジションを持ちません。
相場が動くまでいつまででも待ちます。
自分のパターンがくるまでは、無駄なエントリーはしません。
この「待つ」という作業がFXで一番大事であり、一番難しいことなのです。
FXは５割の勝率で勝てる
どんな優秀なトレーダーでも、１００％勝てるわけではありません。
１０回ポジションを持てば、そのうち半分は思った通りの動きをしてくれません。
ですがそれも想定の範囲として、思惑通りに利益を伸ばせなければ微損で
損切りができる人は、あとの５割で利益を伸ばすだけで安定して勝ち続ける
ことができます。
勝てないトレーダーは、期待通りの動きをしないときでも、勝とうとして
ポジションを持ち続けてしまいます。
その結果、マイナスを大きくして取り返せない状況になってしまいます。
すべてを勝つのではなく、勝てる時に勝ち、負けそうな時はすぐに逃げる
のが勝ち続けるトレーダーの鉄則です。
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初心者から投資家へ成長するために
FXに取り組んでいる人はたくさんいます。
その中には、専業の人もいれば、仕事の合間の副業として取り組んでいる人も
います。
ですがFXで勝ち続けるためには、たとえ副業であっても、本業のつもりで
向き合わないといけません。
なぜ今相場が上がったのか、なぜ急に下がったのか。
この時間は相場が動く時間帯なのか。大衆は今、何を待っているのか。
自分は今、何を待っているのか。何を根拠にポジションを持つのか。
トレンドは？ファンダメンタルは？
最初から完璧な人はいません。
勝てるトレーダーも、最初は数え切れない失敗や損失を出しながら、
成長して今があります。
FXで勝ちづつけるのは難しいと言われますが、実はそうではありません。
FXを長く続けていくことで、ほとんどの人は勝ち方がわかるようになるのです。
ほとんどの人がそうなる前に、脱落してしまうだけの話なのです。
テクニカルに走る人は永遠に勝てない
FXにはテクニカル分析と呼ばれるものがあります。
これらはさまざまなアプローチで、相場の動きを予測するために作られた
技術です。
移動平均線、ボリンジャーバンド、RSI、MACD、一目均衡表など数多くの
テクニカル分析手法があります。
多くの場合、初心者はまずこのテクニカル分析を必死に学ぼうとして失敗します。
いくら、チャートの動きにそれらを当てはめても、そのチャートの向こうにある
「相場が動く理由」について学ぼうとしないからです。
FXで勝てるようになるには、手法よりも先にチャートの動きに慣れることが先です。
チャートの動きになれてくると、本当の意味で「そろそろ大きく動くな」「もう今日は
動きはないな」というものが見えてきます。
それが分かってから、テクニカル分析と合わせて相場を読んでいけばいいのです。
本質を理解せずして、手法だけを当てはめても無意味なのです。
結論～FXで勝ち続けるには
さて、ここまであえてFXの難しさについて言及してきました。
ですが、FXで勝ち続けている人は実は難しいことはしていません。
FXで勝てるようになる、唯一の方法は「チャートを見続ける」ということです。
長くチャートを見続けているとわかること、それは「大局的にはいつもチャートは
パターン化した動きをする」ということです。
例えば、上昇トレンドに乗った相場というのは、そう簡単に下降トレンドに
転換したりしません。
一時的に下がったとしても、必ずまたそれを踏み台として上昇します。
そしてそのパターンをずっと繰り返すのです。短くても半年、長ければ
１年でも２年でも上昇します。
よっぽど世界情勢に変化がないかぎり、大きなトレンドが転換することは
少ないのです。
それがわかっていれば、日足や月足でトレンドの方向を確認して、あとは
一時的に下がる場面を待って押し目買いをするだけ。
FXで勝つのは、実は非常にシンプルなのです。
そうした目を養うために必要なのは、やはり「チャートを見続けること」です。
ポジションを持たなくても、チャートを見ることは可能です。
むしろ、ポジションをもたないほうが冷静にチャートの動きを分析することが
できたりもします。
チャートにできるだけ長く触れ、考え、検証する。
その時間が長ければおのずと勝ち方がわかってきます。自分の得意パターンが
見えてきます。
それをする前に勝とうとするから、ほとんどの人が資金を失ってしまうのです。
ですから最初から大勝ちを目指すのではなく、まずは１０万円くらいの資金で
小さくFXをはじめましょう。
まずはチャートにふれ、楽しみながら投資経験をしてみましょう。
その中で、勝ったり負けたりをしながら学んでいくのがいいですね。
ぜひ参考にして下さい。
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