郵便局の年賀状の仕分けバイトはつらい？楽？経験者レビュー

毎年１０月頃から募集がはじまる郵便局の年賀状の仕分けバイト。

年賀状なら小さくて軽いし、楽なんじゃない？と考えて、僕も
やったことがあります。

今回はそんな年賀状の仕分けバイトについてのレビューです。

年賀状の仕分けバイトってどんな仕事？

仕事内容はまさにその名の通りで、年賀状を配送先毎に仕分けを
するバイトです。

郵便局に運ばれてきた大量の年賀状を、各配送先の棚に間違い
なく仕分けていきます。

仕分け方は簡単で、まず郵便番号を見て大まかに仕分けをし、
最後に住所ごとにさらに細かく仕分けて、配送先ごとの棚に
入れていきます。

基本的に、１人につきひとつのエリアを割り当てられるので、
自分の担当のエリアのハガキを間違いなく仕分ける仕事です。

選別した年賀状を、輪ゴムでまとめたりもします。よく、自分
宛ての年賀状が輪ゴムでまとめられていたりしますよね。

また、ごくまれに、郵便局からのご案内の手紙をつけたりする
ケースもあります。

自局エリアの年賀状は町名まで細かく仕分け

自局エリアを担当した場合、町名など末端の住所まで細かく
仕分ける必要があります。

これは、配達員が各お宅に配達しやすくするためです。

自動的にハガキを振り分ける選別用の機械もある

郵便局には、郵便番号を瞬時に読み取って自動的に配送先を
棚に振り分ける機械もあります。

年賀状をセットすると、一瞬にして郵便番号を読み取って
自動で仕分けていきます。

この機械、なんと郵便番号だけでなく、手書きの住所まで
なかなかの制度で読み取ってくれるんです。すごいですよね。

とは言え、これだけで全てが仕分けられるわけではなく、
だいたい自局の地域のみこの機械で振り分けられ、他の
都道府県や他局のエリアの分は弾かれますので、それらを
手で仕分ける必要があります。

郵便物にはハガキだけでなく、ゆうパックなどの大型郵便も
ありますのでそれらも手で仕分けなければいけません。

時給はどれくらい？

８００円～９７０円くらいで、時間帯によって異なります。
深夜の募集もあり、深夜のほうが時給が高くなります。

年賀状の仕分けバイトのメリット

年賀状なので軽い

基本的に仕分けるのはほとんどが年賀状なので、非常に軽いです。

なので重たい荷物を仕分けるのと違い、とっても楽に作業が
できます。

簡単なので誰にでもできる

年賀状を１枚ずつ手に取って住所毎に棚に仕分けるだけなので、
作業内容は非常に簡単です。

はじめての人でも数時間あれば、誰でも迷いなく作業できる
ようになります。

人と接することが少ない

年賀状の仕分けは、自分の割り当てられたエリアを１人で
受け持つ事が多いため、ただ黙々と仕分けるだけの仕事
です。

そのため共同で作業をすることがあまりなく、他の人と
接する事が少ないので、煩わしい人間関係に悩むことが
ありません。

座りながら作業できる

ある程度年賀状を仕分け先にまとめてから、棚に入れる
ので、座りながら作業ができることが多いです。

棚に入れるときも、棚が近くにあれば座ったまま入れる
事もできますので、あちこち走り回ったり、立ちっぱなし
ということもありません。

休憩が多い

わりと休憩が多く与えられます。

僕の時は、２時間ごとに１０分程度の休憩がもらえて
いました。

おそらく、集中力が途切れてミスが多くならないように
配慮されているのでしょう。

ただ、就労先の郵便局によって休憩時間は異なると思います。

高校生でも応募できる

年賀状の仕分けバイトは、高校生でも応募できますので
冬休みなどを利用してアルバイトをすることもできます。

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年賀状の仕分けバイトのデメリット

正直なところ、個人的にはデメリットを感じたことは
まったくありませんでしたが、あえて上げてみます。

時給は安め

仕事内容自体は楽で簡単なので、時給は８００円～９７０円と
安めです。

私語ができない

配送先を間違えてはいけないので、原則として私語を
しながらの作業は禁止されています。

そのため、わいわいと働きたい人には不向きです。

仕事が単調

ひたすらハガキを見て仕分けるだけの作業なので、
作業自体は非常に単調です。

やりがいはない

単調な仕事なので、達成感や充実感はあまりありません。

なので仕事にやりがいを求めている人には不向きです。

期間が短い

年賀状の仕分けバイトは年末年始のわずかな期間なので、
「楽だからもっと続けたいなあ」と思っても、短期間しか
働けません。

注意点

注意点としては、郵便物の内容を読んではいけません。

郵便物を読むのは犯罪行為になってしまいます。
もちろん、封筒を開けたりするのは厳禁です。

とは言え、ハガキや年賀状なんて、どうしても書いて
あることが目に入ってしまいますので、その程度は
しょうがありません。

また、切手が剥がれ落ちたりしていることがありますが、
絶対に取らないで下さいね。これも犯罪ですので。

日払い・週払いは可能？

郵便局に直接雇用された場合、日払いや週払いはほとんど
ありません。

もし日払いや週払いを希望する場合は、派遣会社などを
通して仕事を探すのがよいでしょう。

給料の受け渡しは？

基本的には銀行振込となります。

手渡しなどでは貰えないと考えておきましょう。

募集期間はいつ頃？

毎年、年賀状の引受がはじまるのが１２月中旬です。

それに合わせてアルバイトの募集が始まるので、だいたい
１０月末頃から募集が始まり、１２月中旬～１月初旬頃までは
継続して募集があります。

特に年末は忙しいので、随時募集しているところが多いです。

人気のアルバイトなので、募集を見つけたら早めに応募する
事をオススメします。

服装について

基本的に服装は自由ですが、動きやすく、汚れてもよい服装で
勤務しましょう。

建物内の仕事ですが、冬場の仕事なので風邪をひかないよう
暖かめの服装をおすすめします。暑ければ１枚脱げるような
格好がよいでしょう。

また、就業先によってはエプロンや作業着などを支給される
ところもあります。

面接ってどんなの？受かるためのコツは？

郵便局の仕分けに応募すると、後日面接が行われます。

それほど難しい事は聞かれませんが、おおよそ以下の事を
聞かれますので、あらかじめ準備をしておきましょう。

志望動機

志望動機自体は、郵便局側もそれほど重要視はして
いませんが、印象の悪い動機は避けましょう。

志望動機が思いつかない人は、「コツコツした作業が
得意なので」と言った無難な答えを用意しておけば
いいでしょう。

「楽そうだから」とか「ちょっとだけ働きたい」と
言った回答は印象が悪いので、不採用となってしまう
可能性がありますので、避けましょう。

勤務可能日数

勤務可能日数は重要です。

郵便局も、人手が欲しくて募集をしているので、
週に１回とか、不定期で入りたいと言った人は
不採用となってしまう事が多いです。

ある程度の日数が入れて、決まったスケジュールで
働いてくれる人が優先されます。

勤務時間帯

勤務時間帯は、早朝・日勤・夜勤・深夜などから
選べます。主婦や学生も多いため、やはり日勤は
人気があるため、競争率が高くなります。

深夜は競争率が低くなり、時給も高くなるので
夜中に働くのが苦にならない人は、深夜がおすすめです。

守秘義務を守れるか

郵便局内には個人情報なども多く、漏らしては
いけない情報もあります。

守秘義務を守れますか？と聞かれたら必ず
「はい」と答えましょう。

残業ができるか

忙しい時は、残業が発生する場合もありますので、
残業ができる人のほうが有利です。

先の予定がわからない場合は、とりあえず
「残業できます」と答えておいたほうがいいですね。

通勤時間について

採用側としては、できれば通勤時間の短い人のほうが
いいので、通勤時間は多少短めに申告するのが採用
されやすくなるコツです。

郵便局側としてはあまり遠いと遅刻とか電車の遅延
などで、予定通り出勤してもらえない心配もありますし、
交通費もできれば少ない人のほうがいいので、どうしても
近場の人が有利になります。

なので、通勤時間が電車で５０分かかる場合でも、１０分
くらいサバを読んで４０分としておきましょう。

まとめ

年賀状の仕分けバイトは、ぶっちゃけ本当に楽です。
１年に一度のおいしいアルバイトと言えます。

時給はそれほど高くはありませんが、肉体労働系の仕分けと
比べると、体もまったく疲れませんし、こまめに休憩も入る
ので、正直なところ、働いている気がしません。

この仕事にきた人のほとんどが、最後まで勤務して期間終了
でやむを得ず仕事を終えていきますね。

あまりおしゃべりができない空間ですが、長くやっていれば
自然に仲良くなる人もできますし、人付き合いが苦手な人も
黙々と作業ができるので、デメリットの少ないアルバイト
だと思います。

一度やってみたいという人は、ぜひ応募してみて下さい。

年賀状の仕分けバイトの総合評価
1.肉体的なハードさ ★☆☆☆☆ 2.精神的なハードさ ★★☆☆☆ 3.時給の高さ ★★☆☆☆ 4.やりがい ★☆☆☆☆ 5.採用されやすさ ★★★☆☆ 時給 ８００円～９７０円	おすすめ度
この仕事に向いている人
黙々と作業をしたい人 / 人付き合い苦手な人 / 力仕事の苦手な人や女性、年配の人 / 年末年始だけ働きたい人 / 楽な仕事がしたい人
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