最近よく耳にするようになった言葉、「ポートフォリオ」。
フリーランスで働きたいならポートフォリオは必須のアイテムです。
このポートフォリオで良し悪しによって、たくさん仕事を貰えるかど
うかが決まってくると言っても過言ではありません。
目次
そもそもポートフォリオとは
ポートフォリオの語源は、イタリア語のPortafoglio「ポルタフォリオ」で、
日本語にすると「折りかばん」「書類入れ」と言った意味になります。
すなわち、「書類や資料などをまとめたケース」と考えてもらえば
よいでしょう。
フリーランサーにとってのポートフォリオとは
ポートフォリオは、業界によって意味が違ってきます。
フリーランサーにとってのポートフォリオは、「作品集」という意味で
使われます。
すなわち、あなたの過去の作品や実績、スキルをまとめたマイページの
ようなものです。
フリーランスで活躍している人は必ずこのポートフォリオを作っています。
多くの場合、自分のブログやホームページを作り、自分のデザインした
イラストや写真、ポスター、WEB作品、コラム、記事、仕事の実績などを
紹介して、見る人に自分の力量をアピールする武器としています。
ポートフォリオをカバンにいれて持ち歩いている人もいます。
WEBページを印刷し、ネット環境がなくてもポートフォリオをみて
もらえるよう、常に持っておくことが大事です。
ポートフォリオは履歴書であり名刺
フリーランスで働く人にとって、ポートフォリオは履歴書であり、
名刺です。
どんなにあなたが自分の実績を言葉で伝えようとしても相手には
伝わりませんが、あなたの作ったデザインを実際に見てもらえば、
一発であなたのスキル、感性を理解してもらうことができます。
そのため、ポートフォリオはフリーランサーにとって何よりも
大事な営業ツールなのです。
ポートフォリオはそのものがあなたの作品
ただ単にホームページ上に自分の作品を並べればよいのかと言うと、
それだけでは役に立ちません。
場合によっては、マイナスにさえなってしまいます。
ポートフォリオは、その中身だけでなくそれ自体もひとつの作品です。
例えばブログで自分のページを作るのであれば、ブログのデザインも
センスあるものでなければいけません。
「見やすい、わかりやすい、読みやすい、伝わりやすい」と言った
要素と、自分のコンセプトやジャンルに沿ったデザインであることが
大切です。
ポートフォリオを作るときに意識するべきこと
コンセプト・意図が伝わるようにする
クライアントがあなたに仕事を依頼するかどうかを判断する際に、
あなたが望み通りの作品(仕事)をしてくれるかどうかが大事に
なります。
そのため、ただ過去に作った作品や実績を雑然と並べてしまうと
クライアントに、「あなたの軸」が伝わりません。
作品をコンセプト毎にページ分けしたり、意図をもって作品を
作っていることが伝わるようにしましょう。
わかりやすさを意識する
オリジナリティを追求しすぎるあまり、独りよがりになってしまい、
相手にまったく伝わらないポートフォリオになってしまっている人が
います。
ポートフォリオはあくまで「営業ツール」であることを理解し、
相手に理解してもらえるようなわかりやすいポートフォリオを
意識して作りましょう。
自分のスキルや実績をしっかりと提示する
どんなにスキルがあっても、実績がないと信用してくれない
クライアントもいます。
ですので、これまでに手がけた仕事はすべて提示しておくことが
大事です。
制作過程やプロセスも伝える
ただ作品や実績を羅列するだけではなく、そこに至るまでの苦労、
取り組む姿勢なども合わせて伝わることで、あなたの人間性も伝える
ことができます。
遊び心も忘れずに
堅苦しいポートフォリオは、参考書を読ませるようなもの。
見る側も面白くありません。
伝えるところは伝え、遊ぶところは遊ぶ。
そうした余裕のあるポートフォリオのほうが相手の心にも
響きやすく、また親しみやすさも感じてもらえます。
初心者でもポートフォリオは必ず作ろう
これからフリーになろうと考えている人は、まだなんの実績も
持っていないでしょう。
ですが、フリーを目指すのであれば、会社勤めの時に手がけた
プロジェクトや作品もきっとあるはずです。
もしくは趣味で書いたイラストなど、あなたを表現できるものは
必ずあるはず。
最初は完璧でなくてもよいので、ポートフォリオは作っておくように
しましょう。
ポートフォリオは作りながら修正を繰り返して、あなたの成長と
ともによりよいものにしていくものです。
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