就活での最大の山場、面接。
誰しもが緊張してしまう、一番嫌な時間ですね。
緊張しすぎて、話したいことがほとんど話させなかったなんてことは
よくあります。
今回は、面接時に緊張しない方法をお話します。
目次
面接官には2種類のタイプがある
面接官には、大きく分けて2つのタイプがあります。それは
緊張させようとするタイプとそうでないタイプです。
緊張させようとするタイプは、あえて強面の顔や態度を作り、
プレッシャーを与えてきます。毅然とした態度で面接を行い、就活者に
会社として厳しい態度で望んでくるタイプですね。
もうひとつは、優しい態度で面接を行うタイプ。前者とは逆に、
就活者がリラックスできるように柔らかな物腰で話してくるタイプです。
就活者にとっては、当然後者の方が話しやすくてうれしいのですが、
緊張せずに済むかわりに、少し気持ちがゆるんでしまい、
悪い意味で緊張感を失ってしまうことがあります。
また、優しいのと採用基準が甘いのとは別の話です。優しい面接官は
みんなに優しいので、別にあなたを特別扱いしてくれているわけでは
ありません。
面接官が優しいからと言って、受かりやすいということではないので、
気の緩むことのないように注意が必要です。
厳しい態度で望んでくる面接官の目的
厳しい態度で望んでくる面接官は、実はある狙いがあってそうしている
ことが多いです。
それは、「嘘をついていないかを見破るため」です。
誰もが面接を通るために、自分を最大限よくみせようと、一生懸命
アピールしてきます。
当然ながら、よくも悪くも話を盛ったり、嘘をついたりする人もいます。
そのため、面接官は「本当のことを言っているか」「話に矛盾はないか」
を見抜こうと、厳しい態度を取ってきて、口ごもったり言葉に詰まったり
しないかを見ているのです。
なので、緊張してしまうことよりも大事なのは、話に詰まったり、答えに
矛盾があったりしないこと。嘘をついている人ほど、詳しく突っ込まれると
答えに詰まってしまいます。
ですので、たとえ緊張して声が震えていても、質問に対して矛盾なく
答えていれば、何の問題もありません。
面接では緊張して当たり前
緊張していてもマイナスの評価にはならない
面接官がどちらのタイプであっても、結局面接では緊張して当たり前。
実は緊張してしまうというのは、面接時においてはほとんどマイナス要素に
ならないのです。
面接官は、最初から就活者が緊張することは想定の上で面接を行っています。
毅然とした態度で望んでくる面接官は、むしろ緊張させようとさえしてきます。
厳しめの態度で話してきたり、じっとこちらの目を見てきたりします。
その時、緊張もせずにヘラヘラしてしまったり、動じなかったりすると、
かえって「なんだこいつ」と思われたりします。つまり、緊張させようと
してくる面接官の時は、緊張してあげればよいのです。
優しいタイプの面接官であっても、当然就活者は緊張していると考えて
面接を行っていますので、ある程度は緊張しているくらいがちょうどよい
のです。
逆に、まったく緊張もしない人のほうが、可愛げがないです。
緊張しながらでも一生懸命話そうとしているほうが、「頑張って話してるな」
と感じてもらえるものです。
緊張しないように振る舞うと、かえって緊張する
「緊張するな、緊張するな」と思えば思うほど、かえって緊張してしまう
もの。
どんなに心がまえをしていても、実際に面接が始まるとその場の空気や
想定外の質問などで、冷静でいられなくなってしまうものです。
ですから、そもそも緊張しないというのが無理な話。最初から
「どうせ緊張するんだ」くらいの気持ちで望むほうが、結果的に
冷静でいられたりします。
むしろ緊張しようとしてみよう
すなわち、面接ではむしろ緊張したほうがよいのです。
面接官は就活者は緊張するものだと思ってあなたを見ています。
なので、緊張していることはマイナスになりません。
「緊張していいんだ」と思って面接に望むこと。
さらに言えば、「緊張しよう」くらいの気持ちで面接に望むこと。
これが緊張しないための理想的な方法です。
ぜひ頑張って、面接を乗り越えて下さいね。
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なるほど。今まで読んだ記事の中で一番役にたちました。緊張しようとすれば、かえって緊張しないんですね。やってみます。