ケーキ屋さんのアルバイトは、今も昔も女性に大人気のお仕事です。
店内の接客スタッフはやはり女性が多く、社員さんやパティシエ以外は、
ほとんどが女性のところが多いです。
大好きなケーキに囲まれての仕事なので、きっと楽しいに違いない!
一度は働いてみたい!という人のために、今回はケーキ屋さんでの
お仕事レビューです。
僕の妹がケーキ屋さんで今も働いているので、詳しくレビューします。
目次
ケーキ屋さんの仕事内容
ケーキ屋さんの仕事は、接客と製造です。
そのうち、接客のお仕事はケーキの販売と接客業務になります。
お客様が注文したケーキをショーケースから取り出し、飾り付けをしたり
ケーキ箱に詰めたりします。
プレゼントや記念日用のケーキはプレート書き、ラッピング、のし、
リボン掛けなども行い、最後にレジでの会計も行います。
接客業務の合間に店内の掃除、ショーケースの清掃、お店の外の
掃除もあります。
また、店内に貼るポップを作ったり、ケーキの紹介をするカードを
書いたりと言った作業があるところもあります。
そのほか、朝はケーキ出しをしたり、夜はレジ閉め作業などもあります。
焼き菓子や進物用ギフト商品などの発送業務があるお店もあります。
販売時の接客の流れ
お客様がショーケース前でケーキを見始めたら、タイミングを
見て声をかけます。
「いらっしゃいませ。お決まりでしたらお伺いいたします」
↓ ↓ ↓ ↓
注文を聞いたら、お誕生日やお祝い事でのご注文かどうかを確認します。
「こちらとこちらですね。お誕生日やお祝いでいらっしゃいますか?」
↓ ↓ ↓ ↓
お祝いでのご注文の場合、ろうそくやお祝いプレートをつけるか
どうかをお伺いします。
お祝いプレートが必要な場合は、メッセージや記入する名前を伺い、
プレートにチョコペンで名前を書くのもアルバイトの仕事です。
チョコペンで文字を書くのは、最初は難しいので、慣れが必要です。
もちろん研修中に何度も練習させて貰えるので、すぐに書けるように
なります。
↓ ↓ ↓ ↓
ケーキ箱に隙間なくケーキをつめます。
隙間があると持ち帰り中に必ず倒れてしまうので、倒れないよう、
なおかつケーキを潰さないようにきれいに詰める必要があります。
↓ ↓ ↓ ↓
持ち帰りにかかる時間をお伺いし、適量の保冷剤を入れます。
金額を伝え、お金を受け取ってレジを打ち込んでおつり、レシートを渡します。
ケーキを袋に入れ、賞味期限を伝えて「お早めにお召し上がり下さい」と
添えてお客様に渡します。
以上がケーキ販売の基本的な流れです。
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ケーキ屋のアルバイトの大変なところ
すべてのケーキに詳しくないといけない
お客様のニーズにあったケーキをおすすめする必要がるので、
すべてのケーキの特徴を覚えておく必要があります。
質問をされたり、おすすめを聞かれたり、好き嫌いやアレルギーの
あるお客様もいるので、ケーキの材料も含めて細かく説明できるよう、
ケーキに詳しくなければいけません。
扱うのはケーキだけではない
多くのケーキ屋さんはケーキだけでなく、焼き菓子や贈答用のお菓子、
またアイスクリームなんかも扱っているところもあります。
そのため、どこに何があるか、どんなものかなど、幅広く覚えていないと
いけません。
注文が多いと大変
ショーケースを見ながら、「これと、これと、これと・・」と次々に
注文されると大変です。
できるだけ聞き返さなくていいように一度で覚えないといけませんが、
数が多いと覚えにくく、ショーケースを挟んでの対応なので、どれを
指差したかがわかりにくいこともあります。
ケーキの取扱いは慣れるまで大変
お客様が注文したケーキを箱に詰めるとき、絶対に倒したり、箱に
当てて傷つけたりしてはいけないため、慣れるまではなかなか扱いが
難しく、神経を使います。
また、せっかくパティシエが時間をかけて作ったケーキを運んでいる
途中で崩してしまったり、ショーケースに移すときに角を当てて
しまったりといったミスをしてしまう事もあります。
そんな時は、やっぱり怒られてしまいますので、丁寧に取り扱わないと
いけません。
接客態度も重要
ケーキ屋さんは、いわばブランドショップと同じで、店員の態度も
売り物のひとつと言えます。
どんなにおいしいケーキを売っていても、店員の態度ひとつで
お客様は二度と来店してくれなくなります。
お客様はケーキの味だけでなく、お店全体をひとつの商品として
捉えています。
ですので言葉遣いや商品の受け渡し、商品の説明の仕方など、
常に気を配らなくてはいけません。
来店客はお金持ちが多い
日頃からケーキを買いに来るお客様は、やはり生活に余裕のある人が
多いようです。意外と年配の常連さんが多いのも特徴です。
また、大事な来客用にケーキを買いに来る人も多く、クオリティに
うるさい人も多いため、気を抜けません。
時給はどれくらい?
750円~950円くらいです。
服装・身だしなみについて
ケーキ屋さんでは私服で勤務することはなく、エプロンや
制服など、支給されたものを着るところがほとんどです。
制服が可愛いという理由で働きたい人も多いです。
髪型については、ロングヘアの人は後ろでまとめるなどの
対応が必要です。また、つけ爪や長い爪はタブーです。
爪は短く切り、清潔にしておきましょう。
何人くらいが働いている?
小さなお店でも3~5人、それなりの規模のお店なら
接客メンバーだけで10人~15人くらいは働いています。
そのメンバーで、シフトを組んでローテーションする形になります。
研修期間もある
まず最初は研修期間のあるところがほとんどで、ケーキについて
覚えたり接客を教わったりしながら徐々に仕事を覚えていきます。
研修は1ヶ月から3ヶ月くらいのところが多いようです。
忙しい時期は?
ケーキ屋の繁盛期は、年末年始、クリスマス、バレンタイン、母の日、
ひな祭りシーズンです。
その中でもやはりクリスマスシーズンは群を抜いて忙しく、予約を
取ったりクリスマスの準備に追われます。
夏場は比較的落ち着いているので、この期間に腰を据えて仕事を
覚えるのがいいですね。
出会いはある?
ケーキ屋でのアルバイトでは、ほとんどが女性のため出会いは
あまりないでしょう。
もちろん男性もゼロではありませんし、パティシエさんは男性も
多いですが、出会いを求めるなら他の職場のほうがよいでしょう。
知ってた?パティシエは資格がなくてもなれるよ
ケーキ屋さんでアルバイトをするには、接客と製造の2種類があります。
このうち、ケーキを作る、いわゆるパティシエは、専門学校を出たり調理師免許をもっている人でないとなれないと思っている人も多いと思います。
ですが、実はパティシエはとくに資格を持っていなくてもなることができ、最初から店舗で経験を積みながら学んでいく方法もあるんです。
ケーキ職人になりたい、でも専門学校にいくお金がない、と悩んでいる人は、そういう方法もあるということを知っておくと、役に立つかも。
ちなみに「パティシエ」はフランス語で「男性のお菓子職人」のことを指していて、女性の場合は「パティシエール」というのが正式名称です。
ケーキ屋さんのアルバイトのメリット
好きなものに囲まれて働ける
ケーキ屋で働きたいという人は、やっぱりケーキが好きな
人が多いです。好きなケーキに囲まれて働けるのが最大の
魅力です。
新作ケーキが食べられる
ケーキ屋の店員は、お客様から、味について質問された時に
答えないといけないため、すべてのケーキの味を知っている
必要があります。
そのため、新作ケーキは試食できるのでケーキ好きには
たまらないお仕事と言えます。
売れ残りのケーキがもらえる
売れ残って廃棄するしかないケーキなどをもらえることが多いです。
包装やラッピングを覚えられる
ラッピングも仕事のうちなので、かわいく包装したりラッピング
する事を自然と覚えられます。
やりがいがある
記念日や贈答品など、ケーキや贈り物用商品は大切な日に
食べられる商品なので、やりがいを感じながら働く事が
できます。
「ここのケーキ、本当に美味しいですね」なんて言われると、
自分で作ったわけでなくても、うれしくなります。
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ケーキ屋さんのアルバイトのデメリット
時給は安め
時給は750円~1150円あたりが相場となっています。
ケーキの扱いは慣れるまでは難しい
ケーキは柔らかく、バランスも悪いものが多いため、ちょっと
扱いを間違えると倒ししまったり、指にあたってしまったり
と扱いが難しいです。慣れるまではかなり大変と言えます。
立ち仕事のため、足が疲れる
基本的にはずっと立っているお仕事なので、やはり足に負担のある
お仕事です。
甘いものが苦手な人には不向き
ケーキ屋さんでは、試食も仕事のうち。
お客さんに味を聞かれても応えられるよう、店内の商品の味は
一通り知っておかないといけません。
ですので、甘いものが苦手な人には向かないお仕事です。
センスが問われることも
ケーキを美味しそうにショーケースに飾ったり、店内のポップなどを
任されることもるため、飾り付けのセンスが問われることもあります。
すべての商品の知識を覚えなければならない
味はもちろん、材料やケーキの知識なども一通り覚えていかないと
いけないため、商品の多いお店だと最初はけっこう大変です。
横柄な態度のお客も多い
頻繁にケーキを買いに来るお客様は、お金に余裕があったり
社会的地位の高い人、もしくはその家族の人が多いです。
そのため、態度の大きいお客様や接客に厳しいお客様も多いため、
きついことを言われることもあります。
なので言葉遣いや笑顔、立ち振舞いなど、常に気をつけなくては
いけません。
太る
ケーキ屋で働くと太るとよく言われますが、実際のその通りで、
太りやすい環境と言えます。
ケーキ屋さんで働くには?面接で注意すべきポイント
ケーキ屋さんで働きたい人は、面接時に次の点に注意が必要です。
服装・身だしなみ
ケーキ屋さんは制服を支給されるので、面接時の服装は、常識的で
清潔な格好であれば問題ないでしょう。
極度の茶髪や派手なイヤリングや口紅、アクセサリー等は
不採用の原因になるので、やめましょう。
また、長い髪の人は実際の仕事中は髪をまとめる必要があるので、
あらかじめ面接時にはゴムでまとめておいたほうがよいでしょう。
爪もつけ爪やマニキュアなどはせず、短く切って清潔であることを
アピールしましょう。
勤務可能日数について
ケーキ屋さんは、きっちりと定期的にシフトに入ってくれるアルバイトを
求めています。
そのため、不定期にしか入れない人は、不採用となりやすいです。
また、クリスマスやお正月のある年末年始、バレンタイン、ひな祭り、
母の日などのイベント時期に入れるかどうかを必ず聞かれます。
そこで入れないと答えてしまうと、不採用となる可能性が高いです。
履歴書は必要?
ケーキ屋さんの面接では、履歴書は必要なところが多いです。
食品を扱うところですし、ある程度人間性も見られるため、
履歴書は出来る限り丁寧に、きれいに書いていきましょう。
写真を貼るのも忘れずに。
通勤時間について
通勤時間についてもよく確認されます。
やはり勤務地からあまりにも遠方であると、何かと不都合が多いため
採用を見送られてしまうケースもあります。
家自体はお店から遠くても、例えば学校から近い場合などは、
しっかりとその事を伝えておきましょう。
ケーキ屋さんのアルバイトはつらい?楽?
ケーキ屋さんのアルバイトは、いろいろと大変なことも多いです。
ですが、経験者の女性の多くは
「ケーキ屋さんでアルバイトをしてよかった!」と思っている
ようですね。
よかった理由
・好きなケーキがたくさん食べられた
・親友ができた
・接客マナーが身についた
・制服が可愛かった
・忙しいけど楽しかった
・チョコペンでメッセージを書けるようになって一気に楽しくなった
などが挙げられます。
立ちっぱなしの仕事で、ケーキの説明など覚えることも多くて最初は
大変ですが、そこは慣れてしまえばまったく苦にならないようで、
総合的にはやはり楽しく働けたという感想が多いです。
まとめ
ケーキ屋さんのアルバイトは、女性に人気のお仕事の代表です。
もちろんお仕事ですので大変なことも多いですが、やってよかったと
いう人が多いので、楽しくやりがいを持って働けるお仕事だと
思います。
興味のある人はぜひチャレンジしてみて下さいね。
ケーキ屋さんのアルバイトの総合評価 | |||||||||||||||||||||
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この仕事に向いている人 | |||||||||||||||||||||
ケーキや甘いものが好きな人 / 接客が好きな人 / 可愛い制服で働きたい人 / やりがいのある仕事がしたい人 | |||||||||||||||||||||
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