最近はインターネットを使って買い物をする人が激増し、ネットショップも
たくさんあります。
アマゾンや楽天市場、ヤフーショッピング、ポンパレモールなど、
ネットショップを運営する会社はほとんどのモールに出店していて、
ネットショップで買い物をしたことのない人は少ないと思います。
今回はそんなネットショップのお仕事のレビューです。
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目次
ネットショップってどんなお仕事?
ネットショップには主に、WEB(ホームページ)の制作担当、受発注担当、
電話問い合わせの担当、企画担当といった役割に別れます。
また、ネットショップにも種類があり、店舗を持っていてネットショップも
運営しているところと、ネットショップだけで運営しているところがあります。
店舗を持っている場合は自社に商品在庫があるので、商品の発送という業務も
加わります。
受発注担当
受発注は、前日から当日の朝までに入っている注文を処理する業務です。
ネットショップの場合、楽天市場やヤフーショッピングなど、複数の
モールで出店している事が多いので、それらの注文をどんどん処理して
いきます。
商品の発送が遅れるとお店の信用が下がってしまいますので、
思った以上に時間に追われる業務です。
複数のモールに出店している場合、それぞれのモール毎に注文を処理
していると時間がかかるので、すべてのモールの注文データを
ひとつに集約して処理できるツールがあります。
多くの会社が使っていると思いますので、そうしたツールを使って
注文を処理していきます。
電話・メールの問い合わせ担当
商品についてや注文に関する問い合わせなどに対応します。
基本は電話とメール対応になります。
企画担当
商品の企画やイベントなど、広報や宣伝に関する業務です。
WEB制作担当
ショップをデザインしたり商品ページを作ったり、商品の写真を
撮ったりする業務です。
HTMLやCSSの知識、またPhotoshopやIllustratorなどの知識も
必要となります。
また、出店先のモールによってWEBのアップ方法などが違うので、
そうした知識も覚えていく必要があります。
ネットショップの業務は兼任が多い
ネットショップの場合、WEB制作などの専門知識の必要な役割以外は、
業務を兼任するケースが多いです。
例えば、午前中は朝までに入っている注文の発注処理をしながら
電話の問い合わせも対応し、午後は発送業務もすると言った具合で、
なかなか忙しいお仕事です。
WEB制作担当も電話対応を手伝ったりと、少人数で業務を手分け
して行うところが多いのではないかと思います。
時給はどれくらい?
950円~1400円くらいで、WEB制作などの専門業務は
時給が高くなりやすいです。
ネットショップのバイトのメリット
知識・経験が身につく
何と言っても、さまざまな業務に携われるので、色々な知識や経験が
身につきます。
会社によってはWEBデザインや写真撮影など、未経験でも
手伝わせてくれるところもあると思いますので、いずれ自分でも
ネットショップを作ってみたいという方は、絶対にプラスになる
お仕事ですね。
また、ネットショップは個人でも立ち上げられるので、すごく有名な
ショップが、実は2~3人で運営しているといった事もよくあります。
ですので、大人数の職場が苦手という方には向いているかもしれません。
体が疲れない
ネットショップは座り仕事ですので、肉体的に疲れることはあまり
ありません。
ですので女性や年配の方でも働きやすいです。
ただし、扱っている商品が重い物であった場合は、発送の時に
体力を使う可能性はあります。
経営感覚が養える
ネットショップはひとつの会社と言えます。
モールへの出店料・商品の仕入れ値・人件費とった経費と
実際に売り上げた1日の利益から、いくら収益が上がったか
と言った数字が見えやすいお仕事です。
営業や事務などのお仕事と違い、受発注をしていると
仕入れ値なども丸わかりのお仕事ですので、一般のお仕事よりも
経営感覚が養えるお仕事ですね。
集客・販売の勉強ができる
ネットショップもお客さんがきてはじめて商売になりますので、
いかにして他のショップよりもたくさんのお客さんにきてもらうか、
またいかにして商品を購入してもらうかを常に考えなければ
いけませんので、とても勉強になります。
集客や販売の知識が身につくと、これからのネット社会において
非常に役に立ちます。
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ネットショップのバイトのデメリット
いろいろな作業をしなければならない
少人数で全ての業務を兼任している事が多く、人を募集している
ようなショップはそれだけ注文も多いと思うので、かなり忙しい
お仕事だと思います。
特に午前中は昨日夜からの注文がたまっているので、かなり
バタバタします。
慌ただしい仕事が苦手な方には向いていないかもしれません。
クレーム対応もある
商品が届かない、商品が壊れている、HPに書いてあるものと
違うなど、クレームが入ることもあり、そういった時には神経
も使います。
ネットショップのバイトの口コミ
【Iさん】たのしい
■社会人・女性
アパレル会社のオンラインショップ部門で働いていました。
女性の服やバッグ、アクセサリーなどをどうやって魅力的に
伝えていくか、どのようなキャンペーンを展開していくか、
企画段階から携わっていました。
自分たちで考えた企画があたった時や、写真撮影で思った
以上にきれいに撮れた時など、毎日のように喜びがあり、
楽しくて仕方ありませんでした。就活もアパレル系の会社
を希望して、経験があったこともあり無事内定し、今も
アパレル関連の会社で働いています。
【Kさん】商品の発送作業がつらい
■主婦・女性
まず朝に、昨夜から今朝までの注文をすべてチェックして入金
確認、受注連絡、商品の手配、問い合わせの回答などをはじめ、
昼過ぎまでに終わらせます。
その後、自社倉庫に在庫のある商品の梱包、発送手配を行って
から、新商品の企画や打ち合わせをして、また本日14時まで
に入った注文に対して、朝と同様の作業を繰り返します。
とにかくやることが多く、とくに自社倉庫からの発送作業は
かなりしんどいです。うちの商品は荷物がけっこう重いので
体力も必要です。
売上や会社の業績を意識して働ける人は、しんどい中にも
やりがいも感じられますが、ただバイトとしてお金のために
働いている人にとっては、ただきついだけの仕事だと思います。
【Kさん】WEBマーケティングのなんたるかが学べる
■学生・男性
WEBデザインを担当していました。最初は先輩にSEOについてや
どうやってお客さんの購買意欲を高めるか、何を知りたがっている
のか、何を伝えてあげなければならないのかなど、これまで考えて
もみなかった考え方を学びました。
デザインもただきれいなページを作ればよいのではなく、求められて
いる答えがそこにないと、何をやっても意味がないことを教わりました。
WEBマーケティングやコピーライティング、心理学も学ぶことができ、
得るものが多いバイトでした。
まとめ
ネットショップは、テキパキと仕事をこなすことが要求される
お仕事です。
注文したお客さんは商品を今か今かと待っていますので、
発注ミスなどがないように正確に、しかも当日中に
発送手続きを完了させる必要があります。
僕は介護用品のネットショップで1年ほど働きましたが、
実店舗のあるショップの店員さんよりも忙しかったですね。
慣れてしまえば普通にこなせるようになりますので
それほど心配することもありませんが、のんびり仕事が
したいという人には、不向きなお仕事だと思います。
今は誰でも簡単にネットショップを開ける時代なので、
自分もネットショップを開きたいという人は、ぜひ一度
働いてみて下さい。確実に勉強になりますよ。
ネットショップの仕事の総合評価 | |||||||||||||||||||||
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この仕事に向いている人 | |||||||||||||||||||||
テキパキと仕事ができる人 / PCの操作がある程度できる人 / 電話対応、メール対応が苦でない人 / 将来自分でネットショップを運営したい人 / 会社経営に興味のある人 | |||||||||||||||||||||
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受発注、問い合わせ、梱包発送、全て一人でやらされるところもある。通販と実店舗両方あるところは、実店舗の接客もやらされるから注意。
Web系の仕事をしたいなら最初にそう言っておかないと発注とかばっかりやらされる