働くのがつらい。朝がくるのが怖い。会社に行きたくない。
仕事を辞めたい。
毎日をそんな気持ちで過ごしていませんか?
僕もそんな毎日を過ごしていましたから、よくわかります。
もちろん、よくわかるとは言ってもあなたの気持ちがわかるのは
あなただけです。他人には絶対に全てはわかりません。
ですが、もしかしたら少し気持ちが軽くなるかもしれませんので、
今回は「こんな考え方もあるよ」というのを少し書いてみたいと思います。
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目次
「お前だけがつらいんじゃないんだ」という言葉に耳を傾けない
「仕事がつらい」というと、「みんなつらいけど頑張ってるんだ。
お前だけじゃないんだ」と言う人いますよね。
でも、仕事がつらい人にとって、そのセリフってなんの意味もない
んです。そう言われて、「そうか。みんなつらいんだから
自分も頑張らないと!」とはなりません。
ですから、みんなが頑張ってるから自分も頑張ろうという考えは
捨てましょう。そう考えて無理に頑張ったところで、
結局もっとつらくなるだけだからです。
人は人、自分は自分です。
自分がつらいと感じているなら、それが答えです。
誰かと比較する必要はなりません。
自分がどうしたいか、それだけを考えればいいのです。
仕事がつらいという事を素直に認める
仕事がつらいと言うと、回りの人間からいろいろ言われたりします。
そのため、弱音をはくのはかっこ悪いと思い、無理をして
頑張ろうとします。その結果、心を病んでしまってうつ病に
なる人が後を絶ちません。
ですが、つらいと感じるのはあなた自身からのメッセージ
です。「これ以上無理をしないで」とあなたがあなたに
警告しているんです。
ですから、素直に耳を傾けてこの仕事は向いてないんだと
認めることで、見えなかったものも見えてくるようになります。
大人だって根本的には子供と変わらない
精神年齢という言葉があります。
大人になるにつれて色々と経験をし、つらいことや難しい事にも
対応できるようになると、精神年齢が上がったと認識されます。
でも、「三つ子の魂百まで」というように、人間は根本的な
部分では子供の頃となにもかわりません。
大人になるほど、我慢しないといけない事が増えるだけなんです。
表面的には年相応に振る舞ってみても、心の中は昔と
何も変わっていない。それが、「大人」なんです。
自分が子供の頃イメージしていた40歳って、すっごいおじさん
(おばさん)に思えませんでしたか?
ですが実際に自分が40歳になったとき、内面は昔とそんなに
変わってないと感じる人は多いと思います。
見た目だけは年を取りますが、心はそんなに変わってなくて、
つらいものは辛いし、嫌なものは嫌なまま。それで普通なんです。
仕事が続く人と続かない人の違いは?
仕事が続かない人に対して、根性がないとか、こらえ性がないとか
いろいろ言う人がいます。
ですが、仕事が続いている人と続いていない人の違いって、実は
わずかな差だと思うんです。
続いている人の特徴は、「仕事の内容はつらいけど給料がいい」
とか、「職場の人間関係はいい」とか、何か続けられる突出した
理由がひとつあるんです。
つまり、やめるには惜しいというポイントがあって、
つらい部分を差し引いても、続けられるんです。
ですから、あなたが今の仕事をやめたいと思ったら、
その仕事が自分にとって、続けられるポイントがあるのか
を冷静に考えてみるとよいでしょう。
「つらいけど今まで続けてきた理由はなんなのか?」
「その理由は、自分にとって大事なものなのか?」
そうして冷静に考えた時、別にそれを失っても問題ないと
思えるのなら、やめればいいんです。
会社なんてくさるほどあります。
ですが考えた結果、嫌なことはいろいろあるけど、ここが
いいからやめるのはもったいないと思えることがあるのなら、
続ければいいだけです。
もしあなたが小学生だったら?
例えば、あなたが小学生だったとします。
そして、同じクラスの子からいじめられていて、死にたいとまで
思い詰めているとします。
そんな「小学生のあなた」を、「現在のあなた」がみたら、
「それなら転校したらいいよ!」「学校に行かなくていいよ!」
って思いませんか?
そんなにつらい思いまでして、そこに通う必要なんてないと
思いませんか?
学校なんてたくさんありますし、学校を卒業しなくても
生きていればこれからいくらでもいいことはあります。
「外の世界にはもっと楽しいことがいっぱいあるよ!」って
言ってあげたいはずです。
仕事だって同じです。
そんなにつらい思いまでして、その職場で働かなければならない
理由なんてないんです。
他の職場なら、そんな悩みなんて全くなくなるかもしれませんし、
少なくとも今の悩みは解決します。
人間は「今」にとどまろうとする
人間は、自分の現状を変えることを極端に恐れる傾向にあります。
今、どんなに辛くても、死にたいとまで思っていても
それでも今の状況を変えることを恐れてしまいます。
それは人間の潜在意識が、自分を守ろうとして働く防衛本能
みたいなもので、未知の世界にいこうとすることを
危険と認識してしまいます。
ですが、毎日がつらくて現状にとどまるメリットが
ないと感じるのなら、環境を変えるほうが賢い
時もあります。
選択肢はいつだって無限にあるのです。
コンフォートゾーンを抜け出す
コンフォートゾーンとは、今、あなたを取り巻いている
毎日の決まった生活週間のことです。
人間は同じ環境にとどまろうとする生き物です。
今と違う行動をしたり、今と違う環境にいく事を極度に
恐れてしまいます。
しかし、同じ道ばかり歩いていても、今を変えることは
絶対にできません。
同じ事を繰りかえしていても、今の人生は絶対に
変わりません。
状況を変えようともせずに、つらい日々を抜け出したいと
願っているのは、当たるはずのない宝くじが当たるのを
待っているのと同じです。
もっと言えば、宝くじすら買ってもいないのに当たる事を
願っているようなものなのです。
今の生活に満足しているのなら、変わる必要はないでしょう。
ですが、今の人生を変えたいと少しでも思っているのなら、
何かを変えなければいけません。
そして、何かを変えることができるのは、あなただけです。
あなたしかいないのです。
まとめ
生きるためには働かないといけませんが、死ぬほどつらい
思いをしてまで働いても、心を病んでしまうだけです。
つらい時は休めばいいですし、どうしても耐えられない仕事
なら無理にしがみつく必要はありません。
そんな時、視野を広げれば他にもたくさんの選択肢が
あることに気づいてもらえればと思います。
自分の人生は自分だけのものです。
ぜひ心を軽くして、仕事も遊びも楽しめる人生を目指しましょう。