派遣会社の仕事の中でも人気の高い「Webデザイナー」。
時給が高くてやりがいもあり、自分のセンスやデザイン力、スキルが
活かせるところも人気の秘密ですね。
しかし、まだ経験のない人やスキルに自信がない人、正社員として仕事を
探してもなかなか採用に至らず、断念してしまう人も多いかもしれません。
そこで未経験でもWebのお仕事をしてみたいという人におすすめなのが
派遣社員からWebのお仕事を始める方法です。
すでに経験のある人でも、まだスキルに自信のない人にも、派遣からの
スタートは非常にお勧めです。
今回は、Webのお仕事を探している人にお勧めの派遣会社と、なぜ
派遣からのスタートがお勧めなのかについて説明します。
目次
- 【2024年度最新版】Webデザイナーにお勧めの派遣会社TOP3
- なぜWebデザイナーが派遣からのスタートがおすすめなのか
- 経験があるなら、派遣ではより有利に
- 派遣社員から正社員への道も
- Webの仕事にも色々ある!自分が何をしたいのかを明確にしておこう
- Webデザイナーになりたい人が選ぶべき派遣会社は?
- 派遣社員でWebデザイナーの求人を探すメリット
- 派遣社員で働くデメリット
- よい求人を探すために重要なこと
- Webデザイナーになりたい人に最もおすすめの勉強方法は?
- Web・デザイナー系の求人の平均時給について
- 派遣社員のほうが働きやすくて待遇がよいという現実
- 派遣社員の増加を後押しする社会情勢
- 派遣社員の生の声
- 都道府県から派遣会社を探す
- まとめ
【2024年度最新版】Webデザイナーにお勧めの派遣会社TOP3
Webデザイナーを目指すなら、派遣からのスタートがおすすめです。未経験OKの求人も多く、時給も高く、福利厚生も充実しているのが派遣の特徴です。Web系、IT系の求人が多いおすすめの派遣会社TOP4をご紹介します。
パーソルテクノロジースタッフ
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ランスタッド株式会社
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テンプスタッフ
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なぜWebデザイナーが派遣からのスタートがおすすめなのか
Webデザイナーをはじめとして、Web関連のお仕事は人気の高い職業の
ひとつです。
そのため、WebデザイナーやWeb関連の仕事につきたいと思っても、
未経験の人や、知識はあっても実務経験のない人は、なかなか正社員
として採用されるのはハードルが高くなります。
また、多少経験はあってもまだ自分のスキルに自信がないという人も
いるでしょう。
しかし、正社員としては採用へのハードルが高くても、派遣社員であれば
格段に採用へのハードルは下がります。
派遣社員には面接がない
派遣社員の大きな特徴として、「面接がない」ことが挙げられます。
派遣社員は派遣会社に雇われている社員であるため、雇用先企業が
派遣社員の実績や経験、人柄などを選考する権利はありません。
そのため、難しい面接や書類選考を受けることなく、求人に応募する
ことができます。
経験者を求める企業ばかりではない
派遣会社に人材を募集している企業のすべてが、経験者を求めている
わけではありません。
Web系の仕事にも、やる気さえあれば未経験者で十分務まる仕事も
たくさんあります。そのため、未経験でもOKの派遣の募集はたくさん
あります。
正社員の求人ではどうしても経験者fが優遇されがちですが、派遣で
あれば未経験OKの求人もたくさんあるのです。
ですのでまずは派遣で経験を積み、スキルを磨きたいという人には
派遣がお勧めです。
Web系の仕事にも繁忙期がある
どんな仕事にも繁忙期というものがあります。
Web系の仕事も仕事が集中する時期があります。一般的には年度末で
ある3月、ゴールデンウイーク、年末年始などはWeb制作の依頼も増える
傾向にあります。
また、自社サイトを運営している会社では商品の需要が高まる季節に
人手が必要になります。
そうした人出の必要な時期には、短期でWeb関連の求人が出されるので
チャンスです。とにかくやってみたいけど、自分にできるか不安だと
いう人は、短期募集の求人に応募するのもよいでしょう。
経験があるなら、派遣ではより有利に
未経験者でも求人の多い派遣ですので、経験があればなおさら有利になります。
例えば、すでにWeb関連の仕事に長く携わっていた人は、40代であっても
派遣社員では優遇されます。
正社員としてはなかなか難しい年齢であっても、派遣であれば即戦力として
みてもらうことができます。
年齢的なハンデを受けにくいのも派遣のよいところです。
派遣社員から正社員への道も
派遣社員として仕事の実績を積めば、そのまま正社員への登用という道も
あります。紹介予定派遣という形もあり、最長6ヶ月の雇用期間を経て
正社員になれる制度もあります。
Webの仕事にも色々ある!自分が何をしたいのかを明確にしておこう
一口にWebデザイナーといっても、その仕事内容はさまざまです。
会社によっても位置づけが違いますので、自分が具体的にどんな仕事をしたい
のかは、明確にしておくのがよいでしょう。
Web関連の仕事には、デザイナー、ディレクター、コーダーなどがあります。
デザイナーはWebサイト全体のデザインを決めたり、イラストやアイコンの配置、
ユーザビリティ(訪問者の使い勝手)を考えたりもします。コーダーはCSSや
HTMLを整理してWebが正しく表示されるように最適化するポジションです。
ディレクターはそうしたデザイナーやコーダー、プログラマーを取りまとめる
リーダー役となり、またクライアントとのやりとりも行います。
Web制作会社では他の会社からWeb制作を請け負うので、自分たちの作りたい
サイトを作るのではなく、あくまで依頼をくれた会社の望むWebデザインを
遂行する必要があります。
自社サイトを運営する会社では、いかに自社の製品やサービスが売れるか、
またアクセスにつながるSEOや記事の更新、広告の配置などを考えながら
のサイト運営を行います。
ですので、一言でWebデザイナーと言っても色々な仕事があり、その分
やりがいもあり、経験やスキルを身につけることができるのが楽しい
ところです。
Webデザイナーになりたい人が選ぶべき派遣会社は?
派遣会社にもたくさんの種類がありますが、Web関連の求人を探したいので
あれば、Web系、IT系の求人を専門に取り扱う派遣会社を選ばないと、求人
数は少なくなってしまいます。
一般的には主婦や女性向けの派遣会社の割合が多いので、そうした派遣会社
に登録しても、デスクワークや事務系の求人が多く、Web系の求人を見つける
のはなかなか難しくなってしまいます。
また、工場系や軽作業を扱う派遣会社も多く、そうした派遣会社にはWeb系の
求人はほとんどありません。
ですので、どの派遣会社に登録すればよいか迷っている人は、当ページに
紹介している4社に登録しておけば間違いないでしょう。
専門分野に特化した派遣会社が増えている
少し前までは、派遣会社もそれほど求人の幅は広くなかったのですが、最近
では派遣会社に人材を依頼する企業がかなり増えたため、派遣会社も専門分野
に特化して、細分化されるようになっています。
例えば、保育士専門の派遣会社や、看護師、介護士などに特化することに
よって、より求人を求める人と人材を求める企業とのマッチングを高めるよう
になってきています。
派遣社員でWebデザイナーの求人を探すメリット
時給が高い
派遣社員として働くメリットとして、時給が高い事が挙げられます。
とりわけWebデザイナー関連の求人では、高時給の募集が多いのが特徴です。
場合によっては正社員よりも時給が高くなる場合もあるので、スキルを
磨きながら高時給で働けるので一石二鳥です。
面接がない
前述したように、派遣社員として求人を探す場合には雇用先との
「面接」というものがありません。
書類審査や履歴書作成などもまったく必要なく、派遣会社と雇用先
との間に派遣契約が集結されれば、あなたは何もせずに仕事につく
ことが可能です。
もちろん派遣会社に登録したさいに、簡単な職務経歴はWEB上から
登録したりする必要はありますが、それによって派遣登録を拒否
されたりすることはないので、安心して派遣登録をすることができます。
キャリアアップやスキルアップの支援制度が充実している
ほとんどの派遣会社では、派遣社員がスキルアップできるように、充実
した支援制度を設けているところがほとんどです。
とりわけWeb系、IT系に特化した派遣会社では特にそうしたサポートが
しっかりしていて、学びながら働きたい、スキルを身に着けたい人に
とっては必ず利用したいものばかりです。
そうした支援制度は無料で利用できるものが多くスマホやパソコンで
いつでも勉強できるようになっているものが多いです。
未経験OKの求人が多い
未経験でも応募できる募集がたくさんあるのもよいところです。
もちろん、経験者であれば格段に採用へのハードルは低くなります。
福利厚生も充実している
Web系の求人はアルバイトでもありますが、派遣とアルバイトでは
福利厚生という点において、かなり差があります。
有給休暇、育児休暇なども正社員と変わらず利用できる上、保養施設
の利用や独自のポイント制度による社員サイトの利用など、非常に働
着やすい環境が整えられています。
自分に担当者がついてくれる
派遣社員として働くと、必ず自分にひとり、担当者がついてくれます。
仕事や職場の悩みや困りごとなどにも親身になって相談に乗ってくれます。
定期的に時給の見直しなども言いやすいので、働きやすいと言えます。
早出や残業を強要されない
派遣社員のメリットとして、契約時に集結した労働時間を超えた
早出や残業は、原則として強要されません。
もし、雇用側が繁忙期などで残業をお願いしたい場合は、必ず労働者
本人と派遣会社に許可を得る必要があります。
そのさい、労働者がどうしても残業ができない場合は、残業を断る
ことになんの問題もありません。正社員であれば、どうしても断れ
ないことが多いですが、それが派遣社員のよいところです。
派遣社員で働くデメリット
派遣社員として働くデメリットとして、「交通費が支給されない」
「ボーナスがない」と言ったものが挙げられます。
しかしながら、近年ではそうしたデメリットも解消されつつあり、
ボーナスがない分、時給に還元されていたり、交通費も全額支給
という求人も多くなってきています。
どの派遣会社も、他社よりもよい条件で派遣社員を確保したいので
年々条件がよくなってきています。
また、正社員という働き方も、昔と違い終身雇用が約束された
ものではなくなってきているうえ、会社の業績によってはボーナス
も出ない、サービス残業を強いられるなどのマイナス面も増えて
いることから、ますます派遣として働くことのメリットが大きく
なってきています。
よい求人を探すために重要なこと
派遣会社でよい求人を探すのに大事なことは「派遣会社をひとつに絞らない」
ことです。
派遣登録をすること自体はとても簡単で、しかもすべて無料で利用できます。
ですから、派遣会社にひとつ登録するのも3つ登録するのも、労力に大した
違いはありません。
また、Web系やIT系の派遣登録では、過去の仕事経験や職務経験の経歴を
マイページなどでWEB上で登録をする必要があります。
ですがこれもひとつ登録をすれば、あとの派遣会社はそれをコピーして
貼り付ければよいので、大した手間はかかりません。
複数の派遣会社に登録しておくことで、より多くの求人募集を見ることが
できるので、自分の希望にぴったりの仕事や、家から近くて通勤に便利な
仕事を見つけやすくなるなど、メリットがとても大きいです。
これから長く働いていくにあたり、少しでも理想に近い職場に出会うためにも
面倒がらずに複数の派遣会社に登録しておきましょう。
Webデザイナーになりたい人に最もおすすめの勉強方法は?
Webデザイナーになりたいのであれば、やはり独学で学ぶよりも「実務経験」
に勝るものはありません。どれだけ本をたくさん読んでも、自分でWebサイト
を作ってみても、実際に職場で学べるものには遠く及びません。
ですので、未経験OKの求人に最初から応募して、実務経験を積むのが何より
の近道です。
Web・デザイナー系の求人の平均時給について
Web系の求人募集の平均時給は、やはり派遣の中でも高めです。
とはいえ、都道府県別に見ると時給に差があり、首都圏では下記平均
時給に+150円、地方圏では下記平均時給から-150円あたりを
目安にするとよいでしょう。
また、経験、未経験に時給差のない求人が多いのも派遣の特徴と言えます。
未経験者は時給1000円からと言った、極端な差はないのも
未経験者にとってはありがたいですね。
経験者と未経験者の違いが出る部分としては、もともと「経験者だけの
募集」のものもあるため、経験者のほうが求人の量が多いという部分で
有利となっています。
職種 | 経験者歓迎 | 未経験歓迎 |
WEB制作・コーディング | 1380 円 | 1360 円 |
WEBデザイナー | 1529 円 | 1429 円 |
DTPオペレーター | 1373 円 | 1245 円 |
グラフィックデザイナー・イラストレーター | 1303 円 | 1303 円 |
派遣社員のほうが働きやすくて待遇がよいという現実
プライベートを大切にしたい人に働きやすい環境
近年、派遣社員が増加している要因として、派遣社員のほうが正社員より
働きやすいことがあげられます。
自分の意思が尊重されにくく、残業や休日出勤も断れない正社員は、
日々の生活のほぼ全てを仕事に費やしています。
そこまでして働いても、賞与や昇給が望めない会社も多く、どれだけ
長く努めても将来が安泰とは言えない不安がつきまといます。
そのため、目標を持ちながら働いている人や、自分の生活を大切に
したいと考えている人にとって、自分のライフワークバランスを崩さずに
働ける派遣というスタイルは非常に働きやすいものとなっています。
主婦にとって一番働きやすいのが「派遣スタイル」
家事や子育てのある主婦にとって、決まった時間だけ働ける
「派遣社員」という働き方はとても助かります。
無理な残業や休日出勤がなく、時給も高いため、きっちりと決まった
時間だけ働きたい主婦が派遣というスタイルを選ぶようになってきて
います。
仕事のジャンルも幅広く、レジ打ちや接客などのパートに多い職種
だけでなく、オフィス事務や有名企業での受付、アパレル系など
多彩な仕事の中なら仕事を選べます。
そのため、あえてパートやアルバイトを選ぶ理由がなくなったと
いうのが、最近の現状です。
▶「うれしい前給制度あり!」オフィスワーク・軽作業求人数国内トップクラス「ランスタッド株式会社」
派遣社員の増加を後押しする社会情勢
雇用会社側の事情
企業のニーズと一致している
近年、企業は人件費の削減や、即戦力の必要性から派遣社員を
多く雇用するようになっています。
企業としては、正社員を採用する場合と派遣社員を採用する場合とでは、
コスト面で大きな違いが出てきます。
正社員を雇用する場合、福利厚生や退職金、ボーナス、そして研修などの
固定費や育成時間の問題が発生し、総合的に見て派遣社員を雇用したほうが
リスクが少ない場合が多いのが現状です。
そのため、社員を抱えるのを避ける企業が多くなっており、それが派遣社員
の増加につながっています。
人材派遣会社の増加
企業側のニーズが増えると、必然的に人材派遣会社が増加します。
派遣会社はできるだけ多くの人材を集めて企業に派遣しようとしますので、
募集の間口も 広くなり、認知度も増えます。その結果、仕事を探す労働者
も派遣という雇用形態へと流れていきます。
「終身雇用」という常識の終焉
以前までは、ひとつの会社に最後まで勤め上げるのが美徳とされて
きましたが、現在ではもうそのような考え方は古くなってきています。
そもそも日本の終身雇用制度は、世界から見てもとても稀な例で、
戦後の高度経済成長期に後押しされて成り立っていた制度といえます。
当時の日本は、経済がすごいすスピードで成長していく過程にあったため、
会社も潤い、多くの人材を抱えていてもそれを上回るだけの利益が
ありました。
しかし、現在では経済の成長は頭打ちとなっており、会社はいかに
経費をかけずに人を雇って会社を存続させるかが課題となっています。
そのため、リスクとコストの低い派遣社員を雇うのが現在の企業の
一般的な方針となってきています。
正社員の募集枠の縮小
企業側が積極的に正社員を雇用しなくなっているのも、原因のひとつです。
前述したように、正社員を雇うコストやリスクを考えると、派遣で使える
人を期間限定で雇用するほうがメリットが大きいためです。
オートメーションの進化
現在ではあらゆる分野でオートメーション化が進み、労働力を必要と
せずに商品を生産したり、業務を効率化できるようになってきました。
そのため、企業は正社員を抱える必要性がどんどんなくなり、
派遣社員や非正規雇用だけで十分企業活動ができてしまうという状況に
なっています。
労働者側の事情
仕事に対する熱意の低下
高度経済成長期の日本では、良い大学を出てよい会社に入ることが
美徳とされてきました。
会社に愛着を持ち、一生懸命働く事にモチベーションを感じる人が
たくさんいて、それが回りからも評価される時代でした。
しかし現在では、つまらない、きつい仕事をしてわずかな給料をもらう、
昇給も昇進も期待できない、会社もいつ倒産するかわからない。そんな
先の見えない不安な状態で働きつづけている人が多くなってきました。
そうなると当然、仕事に対しての熱意も高まらず、それならなんとなく
働いてそこそこの給料をもらえればそれでいいという感覚になって
しまう人が多くなり、その結果、自由に会社を出入りできる派遣という
スタイルがより働きやすいものとして受け入れられるようになって
きています。
非正規社員に対する環境の改善
さらに派遣法や改正労働契約者法などの実施によって、派遣社員をはじめ
とした非正規社員の労働環境が劇的に改善されてきています。
福利厚生も待遇も、正社員とほとんど変わらない、場合によっては正社員
よりも優遇されている求人も見つかるため、無理に正社員を目指さなくても
十分な生活していけるようになったことが、派遣社員の増加につながって
いると考えられます。
女性の社会進出
女性の社会進出が増えてきた事も派遣社員の増加を後押ししています。
現在、女性の派遣社員の数は派遣社員全体の半数にも達しており、
すでに男性を上回る勢いで増え続けています。
結婚、出産、家事、育児と両立しながら働く女性にとって、派遣社員
という融通の利くスタイルは非常に便利と言えます。
ダブルワークの常識化
ダブルワークという働き方が近年では珍しくなくなってきました。
ひとつの会社では給料が少なく、副業で別の仕事もしたいという
人が増えており、副業禁止の正社員よりも、自由のきく派遣社員
として、複数の仕事をこなしている人が多くなっています。
中には、将来事業を立ち上げるための勉強や準備をするために
派遣で働いている人もいます。
娯楽・ゆとりの多い生活環境
社会に出るのが遅くても仕事につける派遣社員は、現在のニーズに
マッチしています。
「ニート」という言葉が知られるようになったように、親の庇護の
もとに生活ができたり、ゲームやインターネットの充実によって、
つらい思いをして働くよりも、自由に生活したいという願望を持つ
人が増えました。
そんな中、いざ働こうと社会に出たときに一番簡単に仕事につける
のが派遣というスタイルです。
派遣の場合、過去の職歴にあまり影響されずに仕事につけるので、
社会に出るときのハードルが低いというメリットがあり、派遣社員
として働き始める人が増えてきています。
収入を得る手段の多様化
インターネットの普及や時代の変化によって、労働者として働く
以外にも収入を得る方法が多様化してきました。
パソコンやスマホがあれば在宅で仕事ができるようになり、「ネット
ビジネス」や「Youtuber」と言った言葉が浸透するなど、つらい
会社努めをしなくても、個人の力で収入を得るのが難しくない時代
となりました。
そのため、正社員として束縛されて働くというかつてのスタイルよりも
派遣社員として好きな時に働くというスタイルが増えてきたのも、
派遣社員が増えた理由のひとつと言えます。
正社員にそれほどのメリットを感じない
正社員になるには、厳しい面接や面倒な書類作成など、高いハードルが
あります。それなのに、せっかく正社員になっても、給料は増えず、
残業がつかず、ボーナスもほとんど出ない。
それなのに仕事は大変、人間関係は苦痛、残業は当たり前、転勤は
ことわれない。
このような状況において、正社員というポジションははっきり言って
メリットを感じなくなってしまい、派遣のほうが割り切って働けると
いう意見が多くあります。
派遣社員の生の声
ここ数年の間に、派遣社員に対する労働環境は改善されてきています。
それを受けて、派遣社員の多くの人が、以前よりも働きやすくなったと
感じています。
よくなったと感じる点はどこですか?
求人の種類・数が増えた
・Aさん 女性 飲食店勤務
「数年前よりも派遣で就業できる仕事があきらかに増えましたね。
以前はデスクワーク系の仕事が多くて、あまり自分にできる仕事が
なかったのですが、最近では接客業とかも派遣でいけるので、
自分でもできる仕事が増えて、その中から選べるようになりました。」
————————————————
派遣を利用する企業が増えたことにより、求人数や求人の職種が
以前より増えて、働き手の選択肢も増えたことが、働きやすさに
つながっているようです。
飲食店やパチンコ店店員などの接客業や、現場系のお仕事、パソコン
のセットアップと言ったコアな業種も選べるようになってきていて
労働者にも選択肢が増えました。
時給がアップした
Yさん 女性 事務系
「今の就業先は、仕事もそれほど忙しくなく、落ち着いた感じで
働けますが、時給は1200円と、比較的高めです。おそらく
直雇用のパートさんは、時給1000円もらっていないと思うので
派遣でよかったと思います」
————————————————
以前よりも時給のベースがアップしていると感じる人が多いよう
です。やはり時給がいいと働きがいもあり、モチベーションに
つながっている人が多いようです。
有給・前給制度が充実している
Iさん 男性 デザイン系
「貯金を使い果たしてとにかくお金がなく、月末締めの翌月末払い
だと支払いや生活が間に合いませんでした。
今の派遣会社は勤務後すぐに積立ができ、1日5000円、最高
15万円まで、前給の申請ができたので本当に助かりました。
10日働いて、50000円を申請したら翌々日に振り込んで
もらえました。正社員ではできない制度ですね」
Oさん 男性 営業職
「フルタイムで半年働いた後、有給を10日間もらえました。
派遣社員なので有給を使うのにも抵抗がなく、誰にも咎められずに
堂々と利用しています。
社員さんたちは有給があっても、実際にはなかなか利用できなくて
ほとんど消化せずに終わっていると言っていました。ありがたい
ですね。」
————————————————
近年では、前給制度を利用できる派遣会社も増えてきており、
緊急でお金が必要な時に非常に助かるという声が聞かれます。
以前は、仕事につけても給料は2ヶ月先と言った状況に陥る
こともありましたが、前給制度の充実により、働いてすぐに
収入を得られるようになりました。
また、有給の制度も法整備によってしっかり守られ、安心して
利用できるようになったため、より派遣で働くメリットを
感じる人が増えているようです。
自分の時間に合わせて都合よく働ける
Oさん 女性 事務系
「現在、週3日で1日6時間勤務で働いています。でもパートではなく
派遣なので、時給もそれなりに頂いていますし、残業などもなく、時間
きっちりに上がらせてもらっています。子供のお迎えがあるので、
助かっています。」
————————————————
女性の社会進出もあり、週4日、一日6時間など、うまくライフワーク
バランスを取りながら働きたい人が増えています。
近年ではそういった働き方がしやすい求人も増えたため、働きやすさに
つながっているようです。
勉強をしながら働ける
Nさん 女性 コールセンター
服飾系のデザインの勉強をしながら、週3日で働いています。
コールセンターは時給もよく、きっちり時間どおりに割り切って
働けるので自分に合っていますね。
資格を取るまでのつなぎとして、便利に活用させてもらって
います。
————————————————
次の仕事までのつなぎとしての働き方としても派遣は融通が
きくので、うまく利用している人も多いです。
仕事が見つけやすい
Tさん 男性 プログラム系
「親の介護のため、どうしても安定して働けず、出たり入ったりを
繰り返しています。そうなると経歴としてはやはり印象が悪く、
まともに職探しをしてもほとんど全滅。ですが派遣だとそういった
事情はあまり関係なく、次の仕事に就けるので本当にありがたいです」
————————————————
近年、高齢者社会によって働きたくても働けない人が増えています。
Tさんのような状況の人はたくさんいて、その多くの人が派遣を
利用しているという統計もあります。
安定して働けない人でも仕事に就きやすいのは、派遣の最大の
メリットと言えるかもしれません。
都道府県から派遣会社を探す
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まとめ
Webデザイナーの仕事につきたいのであれば、派遣からスタートするのが
もっともハードルが低く、現実的な方法と言えます。
経験者はより優遇されやすく、未経験者でも門戸が広いうえ、一般的な
派遣の求人に比べて時給も高めです。
まずは派遣から初めて実績を積みながらスキルも身につけていくのが
理想的なステップと言えますね。
ぜひ参考にして下さい。
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パーソルはいいぞ。まじで勤務初日から有給付与されるから。勤務日数とかの条件はあるけど、他にそんな会社ないからな。