物流に携わるお仕事は、我々の暮らしを円滑に、豊かにする上でとても
大切なお仕事です。日本各地に大切な荷物を届けてくれる物流は、まさに
生活の基盤を支えてくれています。
そんな物流のお仕事の中でも人気なのが、フォークリフトとトラックドライバー
です。
どちらも物流には欠かせない存在ですが、資格も必要で技術も経験も
大事な職業ですね。
この記事では、トラックドライバーやフォークリフトなど物流に関わる
お仕事がたくさん見つかる派遣会社をご紹介します。
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目次
トラックドライバーのお仕事
派遣でのトラックドライバーのお仕事は、主に3t、4tなどの大型車での
長距離ドライバーから、ルート配送や送迎などの求人まで見つかります。
年齢も不問で、20代~50代の人が活躍しており、力仕事なしのセンター間
輸送などが多いため、男性のみならず女性のドライバーもたくさん活躍しています。
ドラックドライバーの派遣の時給は?
お仕事内容、地域によって前後しますが、1,200円~1,800円が相場と
なっています。
フォークリフトのお仕事
フォークリフトの派遣求人では、主にフォーク、クレーン、玉掛け業務
のお仕事が多く見つかります。
扱うフォークリフトはリーチリフト、カウンターリフト両方あり、どちら
でも時給に大きな差はありません。ただし、両方扱える人のほうが、人材
としては重宝されるので、時給アップや待遇交渉にも有利といえます。
フォークリフトの派遣の時給は?
お仕事内容、地域によって前後しますが、1,200円~1,900円が相場と
なっています。
フォークリフト・配送ドライバーの求人が一番多かったのは?
フォークリフト・配送ドライバーの求人を持つ派遣会社から、公開中の求人数を派遣会社ごとにカウントしてランキングにしました。
派遣会社名 | 求人件数 | 対象地域 | |
1位 | ランスタッド株式会社 | 677 件 | 全国 |
2位 | テンプスタッフ | 612 件 | 全国 |
3位 | 綜合キャリアオプション | 434 件 | 全国 |
求人数調査の結果、フォークリフト、ドライバーの公開求人数がもっとも多かったのは、ランスタッド株式会社という結果になりました。
ランスタッド株式会社は、製造系、軽作業系の求人を多く持つ派遣会社で、便利な前給制度があることでも人気の派遣会社です。ついでテンプスタッフが2位、綜合キャリアオプションが3位という結果になりました。
フォークリフト・配送ドライバーの求人数が多いでおすすめの派遣会社TOP3
ランスタッド株式会社
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677件 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
テンプスタッフ
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綜合キャリアオプション
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求人検索型サイトで探したい人は
派遣社員登録はせずにお仕事を探したい方は、こちらの求人サイトがおすすめです。
工場ワークス
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お仕事情報ネット
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派遣社員のほうが働きやすくて待遇がよいという現実
プライベートを大切にしたい人に働きやすい環境
近年、派遣社員が増加している要因として、派遣社員のほうが正社員より
働きやすいことがあげられます。
自分の意思が尊重されにくく、残業や休日出勤も断れない正社員は、
日々の生活のほぼ全てを仕事に費やしています。
そこまでして働いても、賞与や昇給が望めない会社も多く、どれだけ
長く努めても将来が安泰とは言えない不安がつきまといます。
そのため、目標を持ちながら働いている人や、自分の生活を大切に
したいと考えている人にとって、自分のライフワークバランスを崩さずに
働ける派遣というスタイルは非常に働きやすいものとなっています。
仕事探しの労力が非常に少ない
正社員として仕事を探すと、かなりの労力が必要になります。
履歴書や職務経歴書の作成や送付から書類審査通過、複数回の面接などを
経て、採用までに数ヶ月を要します。
その手続きを複数社に渡って繰り返さないといけないため、その労力は
相当なものです。
しかし派遣社員として仕事を探す場合は、Web上から派遣会社に登録を
して、電話面談などで希望の仕事を伝え、仕事を紹介してもらうだけで
採用に至ることも多いので、登録した2~3日後から仕事が開始
できるなど、非常に手間が少なく、スピーディです。
面接がない
派遣社員には「面接」というものがありません。
派遣会社に登録するさいには、「登録会」などで一度派遣会社の担当者さんと
打ち合わせをすることはありますが、これはあくまで本人の希望を詳しく
聞いたり、お仕事を紹介してもらうための時間ですので、あなたを選考したり
審査する場ではなく、もちろん面接ではありません。
そして派遣会社からお仕事の紹介を受けたら、あとは派遣会社と派遣先の企業
との間で書類が取り交わされるだけなので、ここで派遣先企業からあなたの過去の
実績を直接問われたり、面接を設けられたりすることはありません。
つまり、派遣会社があなたをどこかの企業に紹介してくれた時点で、あなたは
採用となる前提で話が進んでおり、後はあなたがその職場を承諾するかどうか
ということになります。
派遣社員の増加を後押しする社会情勢
雇用会社側の事情
企業のニーズと一致している
近年、企業は人件費の削減や、即戦力の必要性から派遣社員を
多く雇用するようになっています。
企業としては、正社員を採用する場合と派遣社員を採用する場合とでは、
コスト面で大きな違いが出てきます。
正社員を雇用する場合、福利厚生や退職金、ボーナス、そして研修などの
固定費や育成時間の問題が発生し、総合的に見て派遣社員を雇用したほうが
リスクが少ない場合が多いのが現状です。
そのため、社員を抱えるのを避ける企業が多くなっており、それが派遣社員
の増加につながっています。
人材派遣会社の増加
企業側のニーズが増えると、必然的に人材派遣会社が増加します。
派遣会社はできるだけ多くの人材を集めて企業に派遣しようとしますので、
募集の間口も 広くなり、認知度も増えます。その結果、仕事を探す労働者
も派遣という雇用形態へと流れていきます。
「終身雇用」という常識の終焉
以前までは、ひとつの会社に最後まで勤め上げるのが美徳とされて
きましたが、現在ではもうそのような考え方は古くなってきています。
そもそも日本の終身雇用制度は、世界から見てもとても稀な例で、
戦後の高度経済成長期に後押しされて成り立っていた制度といえます。
当時の日本は、経済がすごいすスピードで成長していく過程にあったため、
会社も潤い、多くの人材を抱えていてもそれを上回るだけの利益が
ありました。
しかし、現在では経済の成長は頭打ちとなっており、会社はいかに
経費をかけずに人を雇って会社を存続させるかが課題となっています。
そのため、リスクとコストの低い派遣社員を雇うのが現在の企業の
一般的な方針となってきています。
正社員の募集枠の縮小
企業側が積極的に正社員を雇用しなくなっているのも、原因のひとつです。
前述したように、正社員を雇うコストやリスクを考えると、派遣で使える
人を期間限定で雇用するほうがメリットが大きいためです。
オートメーションの進化
現在ではあらゆる分野でオートメーション化が進み、労働力を必要と
せずに商品を生産したり、業務を効率化できるようになってきました。
そのため、企業は正社員を抱える必要性がどんどんなくなり、
派遣社員や非正規雇用だけで十分企業活動ができてしまうという状況に
なっています。
労働者側の事情
仕事に対する熱意の低下
高度経済成長期の日本では、良い大学を出てよい会社に入ることが
美徳とされてきました。
会社に愛着を持ち、一生懸命働く事にモチベーションを感じる人が
たくさんいて、それが回りからも評価される時代でした。
しかし現在では、つまらない、きつい仕事をしてわずかな給料をもらう、
昇給も昇進も期待できない、会社もいつ倒産するかわからない。そんな
先の見えない不安な状態で働きつづけている人が多くなってきました。
そうなると当然、仕事に対しての熱意も高まらず、それならなんとなく
働いてそこそこの給料をもらえればそれでいいという感覚になって
しまう人が多くなり、その結果、自由に会社を出入りできる派遣という
スタイルがより働きやすいものとして受け入れられるようになって
きています。
非正規社員に対する環境の改善
さらに派遣法や改正労働契約者法などの実施によって、派遣社員をはじめ
とした非正規社員の労働環境が劇的に改善されてきています。
福利厚生も待遇も、正社員とほとんど変わらない、場合によっては正社員
よりも優遇されている求人も見つかるため、無理に正社員を目指さなくても
十分な生活していけるようになったことが、派遣社員の増加につながって
いると考えられます。
女性の社会進出
女性の社会進出が増えてきた事も派遣社員の増加を後押ししています。
現在、女性の派遣社員の数は派遣社員全体の半数にも達しており、
すでに男性を上回る勢いで増え続けています。
結婚、出産、家事、育児と両立しながら働く女性にとって、派遣社員
という融通の利くスタイルは非常に便利と言えます。
ダブルワークの常識化
ダブルワークという働き方が近年では珍しくなくなってきました。
ひとつの会社では給料が少なく、副業で別の仕事もしたいという
人が増えており、副業禁止の正社員よりも、自由のきく派遣社員
として、複数の仕事をこなしている人が多くなっています。
中には、将来事業を立ち上げるための勉強や準備をするために
派遣で働いている人もいます。
娯楽・ゆとりの多い生活環境
社会に出るのが遅くても仕事につける派遣社員は、現在のニーズに
マッチしています。
「ニート」という言葉が知られるようになったように、親の庇護の
もとに生活ができたり、ゲームやインターネットの充実によって、
つらい思いをして働くよりも、自由に生活したいという願望を持つ
人が増えました。
そんな中、いざ働こうと社会に出たときに一番簡単に仕事につける
のが派遣というスタイルです。
派遣の場合、過去の職歴にあまり影響されずに仕事につけるので、
社会に出るときのハードルが低いというメリットがあり、派遣社員
として働き始める人が増えてきています。
収入を得る手段の多様化
インターネットの普及や時代の変化によって、労働者として働く
以外にも収入を得る方法が多様化してきました。
パソコンやスマホがあれば在宅で仕事ができるようになり、「ネット
ビジネス」や「Youtuber」と言った言葉が浸透するなど、つらい
会社努めをしなくても、個人の力で収入を得るのが難しくない時代
となりました。
そのため、正社員として束縛されて働くというかつてのスタイルよりも
派遣社員として好きな時に働くというスタイルが増えてきたのも、
派遣社員が増えた理由のひとつと言えます。
正社員にそれほどのメリットを感じない
正社員になるには、厳しい面接や面倒な書類作成など、高いハードルが
あります。それなのに、せっかく正社員になっても、給料は増えず、
残業がつかず、ボーナスもほとんど出ない。
それなのに仕事は大変、人間関係は苦痛、残業は当たり前、転勤は
ことわれない。
このような状況において、正社員というポジションははっきり言って
メリットを感じなくなってしまい、派遣のほうが割り切って働けると
いう意見が多くあります。
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まとめ
フォークリフト・配送ドライバーの求人が多いおすすめの派遣会社のご紹介でした。
物流系の求人は常にたくさん出ていて、アルバイトでも見つけることはできますが、
派遣というスタイルで働くほうが、時給や待遇面で優遇されることが多く、働きやすい
といえます。
派遣社員は基本的に未経験や資格なしで働けるのが魅力ですが、フォークリフトや
大型トラック運転手は、資格、免許が必須のお仕事のため、資格を持って派遣登録
ができる人材は大変重宝されます。
直雇用よりも有利な条件でお仕事が見つかることも多いので、ぜひ参考にして下さい。