動物好きなら一度はアルバイトしたいと思うのが、ペットショップ。
かわいい犬や猫たちに囲まれて働きたい！でも、実際の仕事内容も
気になるところ。
今回はそんなペットショップのアルバイトレビューです。
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目次
ペットショップの仕事内容
ペットショップの仕事内容には、多く分けて３つの業務があります。
生体販売
生体販売とは、あまり聞き慣れない言葉ですが、ようするに販売業務のことです。
接客をしたりレジを打ったりするのが、生体販売です。
生体管理
生体管理は、動物たちのお世話や体調管理に関わる業務のことです。
餌やり、爪切り、耳垢とり、ブラッシングなどがこれにあたります。
動物たちが快適に過ごせているか、健康状態に問題がないかなども
含めて、世話をしなければいけません。
動物たちのケージの掃除も大事な仕事です。
ケージ内が糞やおしっこで汚れていると動物たちも体調を崩してしまいます
ので、常に清潔にしてあげる必要があります。清掃と同時に消毒なども
こまめに行う必要があります。
また、希少な動物を扱うショップでは、それぞれの動物に応じた世話を
する必要があるため、より専門的なことも行う場合があります。
商品、店舗管理
ペットショップでは、ペットに関連する商品も販売していますので、
在庫の管理や発注などの業務も行います。また店舗内の清掃やPOP作成、
ホームページの運営やチラシの配布など、店舗運営全般に関わる業務や
電話対応、伝票整理などの雑務もあります。
時給はどれくらい？
８５０円～１１００円あたりが相場です。
経験・資格は必要？
ペットショップのアルバイトは、未経験でもOKのところが
多いです。特別な資格も必要ありません。
日払い・週払いはある？
ペットショップの場合は、日払いや週払いのところは少ないでしょう。
身だしなみについて
香水、化粧、整髪料など匂いの強いものは禁止
動物は匂いに非常に敏感です。
そのため、わずかでも香水や化粧といった匂いのあるものをつけると
動物がにおいにやられて体調を崩すことがあります。そのため、
匂いのするものは極力避けなければいけません。
アクセアリーも極力つけない
アクセサリーなどは、動物が飲み込んでしまったりする事があるので
禁止のところが多いです。
ネイルや口紅なども、動物がなめてしまうため極力控えないと
いけません。そのため、勤務中はあまりオシャレはできません。
ペットショップの一日
出勤後 ～ケージの掃除～
出勤後、すぐにケージの掃除を開始。一晩の間に糞やおしっこ、餌や水が
こぼれていたりもしますので、きれいに掃除をします。
掃除後、必要に応じて消毒もします。
ケージの掃除がすんだら朝ごはんを食べさせます。餌は店頭のケージ
ではなく、店の奥であげることが多いです。食べ終わった子から
店頭のケージに入れていきます。
動物によって与える餌が違うため、なかなか大変な作業です。
また、動物の年齢や体調によっても餌は変わってきます。
お店開店 ～接客～
オープンの時間がきたらお店を開け、接客開始です。
朝のお客さんが少ない時間帯に、店内の掃除をしたり、商品の在庫を
確認したりもします。必要に応じて商品の発注も行います。
お昼 ～お昼ご飯・接客・散歩～
昼に向けてお客さんも増えてくるので、ペットを探している人に
ぴったりの子を一緒に探したり、接客に力を入れます。
お昼になると今度は動物たちにお昼ご飯を食べさせます。
接客もしながらなので、なかなか忙しい時間帯になります。
ペットショップの場合、散歩が必要なペットもいるため、店番の
店員と散歩の店員に役割分担をして対応します。
夕方 ～晩ごはん・接客～
夕方にはまた晩御飯をあげながら、接客もこなします。夕方には
仕事終わりのお客さんがたくさんくるので、店内は大賑わいになります。
閉店 ～レジ締め・売上報告～
閉店時刻がきたらシャッターをおろし、レジ締めを行います。
売上の報告書を書いたりするところもあります。
それらの業務が終わったら、１日の仕事は終了となります。
ペットショップのアルバイトのメリット
かわいい動物に囲まれて仕事ができる
やはり一番のメリットはこれですね。
わんちゃんや猫ちゃん、うさぎやハムスターなど、かわいい
子たちに囲まれて仕事ができるのはペットショップならではです。
動物に詳しくなれる
色々な動物の世話をするので、おのずと動物に詳しくなります。
専門的な知識やスキルも身につくので、いつか必ず役に立つでしょう。
同じ動物好きの仲間と出会える
バイト仲間はもちろんですが、お客さんも動物好きが多いので、
同じ趣味の人と出会うことができるのもペットショップならではです。
珍しい動物にも触れられる
普段は見ることもできないような珍しい動物にも出会えます。
責任感が養われる
動物の世話を通じて、責任感を養うことができます。
ペットショップのアルバイトのデメリット
くさい
糞やおしっこ、また動物特有の匂いもあり、やはり匂いとの戦いは
さけられません。これはもう慣れるしかありません。
好きな動物ばかりではない
ペットショップにはいろいろな動物がいます。
トカゲや蛇などの爬虫類や昆虫、グロデスクな魚類もいますし、
餌にゴキブリを与えないといけないものも。
ここは我慢するしかありません。
死と向き合わなければならない
どんなにかわいがって飼育していても、突然死んでしまうことは
少なからずあります。動物好きであるほど、かわいがっていた
子が死んでしまうとショックなものです。
生まれたての赤ちゃんが死んでしまうこともあり、そのつらさは
別格です。そうした悲しみもついてまわるお仕事です。
病気の動物もいる
かわいくて元気な子が展示されている裏で、病気の子の世話も
する必要があります。そういう子の世話は神経を使うので、けっこう
大変です。
ペットショップの裏事情
一見、かわいい動物に囲まれて華やかそうに見えますが、
やはりペットショップも商売です。
結局は動物や商品を売って利益をあげなければいけない世界なので、
ただ動物の世話をするだけでなく、一生懸命売上げを上げる努力も
必要になります。
お店によっては、販売ノルマを課されるようなお店もあるようです。
また、結局は動物も商品だと割り切らないといけないこともあります。
昆虫や魚などはかなりの確率で死にますし、ハムスターなどの小動物も
それほど長生きはしません。それでも死んだらすぐに次を入荷して、
また死んだら入荷して・・を繰り返していく商売です。
犬や猫はそれほど頻繁には死にませんが、売れ残って大きくなりすぎたら
もう売り物になりません。そういう子たちは、場合によっては保健所などに
引き渡されることも少なくありません。
ですので、「動物が好きだから」と思って、ペットショップで働いてみて
そのギャップに苦しむこともあります。
ペットショップあるある
小型動物が逃げてしまう
ケージを掃除したり、餌やりをしているすきに、動物が逃げてしまう
ことがよくあります。
とくにトカゲや昆虫、ハムスターなど小さい動物が逃げてしまうことが
あり、そうなるとスタッフ全員でおおわらわです。
しかも結局見つからないことも。
もちろん店長には大目玉を受けてしまいます。
売れ残りの子ほどかわいい
ペットショップでは、売れ残ってしまった子ほど愛着が湧いて
きます。売れてほしい反面、売れてほしくない、そんな複雑な
気持ちを味わえます。
一日中掃除
ペットショップのお店の奥にはバックヤードがありますが、
バックヤードにもケージがたくさんあります。
店頭のケージに動物を入れている間に、バックヤードのケージを掃除し、
餌やお昼寝の時には、またバックヤードのケージに動物を戻します。
その間に今度は店頭のケージを掃除。そしてまた店頭のケージに戻して、
バックヤードのほうを掃除。。
これを一日繰り返すというのも、ペットショップでよくある光景です。
見た目で値段が高くなる
犬や猫は種類や血統書も大事だけど、見た目がかわいいほど高くても
売れるため、かわいい子ほど値段が高くなる傾向にあります。
めちゃめちゃかわいい子猫が３０万、それほどでもない子は２０万など、
見た目でかなり差が開きます。
この客には売りたくないと思う
お客さんの中には、やはり変な人もいます。
今まで愛情込めて世話をしてきた子が、本当に大事にしてくれるか
不安な客に買われる時、やっぱり「こいつには売りたくない」と
思ってしまいます。
ペットショップのバイトは楽？つらい？
ペットショップの仕事は、やはり甘くないという意見が多いです。
汚れ仕事も多く、命を扱う仕事なのでつらいことも多々あります。
それでもかわいい動物たちに囲まれて毎日働けるのは動物好きには
たまらない環境で、働いてよかったと思う人が多いようですね。
命の大切さを学べ、やりがいも感じられる仕事と言えます。
まとめ
ペットショップの仕事は、「動物が好き」というだけでは務まらない
大変なこともたくさんあります。
しかし、やっぱりかわいい子たちに囲まれての仕事は、心が癒やされます。
命と向き合う仕事なので、経験して損のない仕事ですのでやってみたい
という人は、ぜひチャレンジしてみて下さい。
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ペットショップのアルバイトの総合評価 | |||||||||||||||||||||
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| この仕事に向いている人 | |||||||||||||||||||||
| 動物が好きな人 / 責任感のある人 / 好奇心旺盛な人 | |||||||||||||||||||||
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ペットショップのアルバイトに対するみんなの評価
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努めているペットショップが閉店。別店舗への移動も勧められましたが、場所的に遠すぎるので断念。私の天職だったので本当に悲しいです。
動物たちはめっちゃかわいくて毎日癒されます。が店長はあくまでビジネスライクなので、餌を少なくしろとか、（早く成長されると売れ残るから）生き物を商品としか見ていません。かわいがっていた子が売れるとやっぱりさみしさもあります
