身体障害によって通勤が困難な方、あるいは通院やリハビリ時間を確保したい方、
精神的な障害によってひと前に出ずに働きたい方など、在宅で働くことを選択する
障害者さんはたくさんいます。
今回は、障害者向けの在宅ワークのお仕事内容、必要なスキル、在宅ワークの
探し方について説明していきます。
目次
在宅ワークで募集のある業務
在宅ワークと言っても現在ではさまざまなお仕事があります。
スキルを要するものから、初心者でも始められるものまで幅広く募集が
あるので、自分にもできそうなものがきっと見つかるでしょう。
データ入力
EXCELやWORD、POWERPOINTなどを使ってデータを入力するお仕事です。
キーボード入力がある程度できること、Office系のソフトの最低限の知識が
要求されますが、未経験からでも挑戦できるお仕事なので人気があります。
電話・メール対応
顧客や取引相手からの電話、メール応対のお仕事です。自宅に専用の機器を
置いて対応するものや、ネット回線を使って対応するものまでさまざまです。
スキルや知識はそれほど必要なく、初心者でも可能です。
人とコミュニケーションを取ることが苦でない人におすすめです。
手内職
日用雑貨や手芸関係の生産から、パン作りまで色々なものを作る仕事です。
細かい作業が好きな人におすすめですが、反面単価が低いため、なかなか
安定した収入とはなりにくいお仕事でもあります。
WEB系のコンテンツ制作
企業ホームページの更新やWEBページの作成、ブログの管理など、ネット上の
コンテンツを作成、管理するお仕事です。
WEBに関する知識やスキルが要求されますが、その分給与も高くなります。
ソフト開発
アプリケーションやスマホ系のゲーム開発などのお仕事です。
専門性の高いスキルが必要となりますが、在宅でも一般の社会業務に負けない
ほどの収入を得ることも可能です。
スキルがない人にも、就業支援サービスを利用してスキルを学ぶこともできます。
プログラミング
プログラミング言語を使用するお仕事のため、スキルと知識が必要とされます。
ソフト開発同様、専門性の高いジャンルのため、給与も高く、人気の仕事です。
就業支援サービスを通じて学びたいという人も多いです。
デザイナー・イラストレーター
キャクターをデザインしたり、広告をデザインするなどのクリエイティブな
ジャンルです。
デザインを考えたりイラストを書いたりすることが得意な人におすすめです。
障害者が在宅勤務の仕事を探すには
在宅勤務を希望する障害者さんはやはり非常に多いです。
通勤が困難であったり、人前に出るのが難しい、家族の見守りが必要などの
事情がある人は、やはり在宅勤務という選択肢が理想でしょう。
人気が高いので必ずしも自分の理想通りの仕事を見つけられるかと
言うと、なかなかそうはいかないことも多いでしょう。
自分ひとりで仕事を見つけるのは難しい
障害者さんに限らず、一般の就職や転職でも、個人の力だけで理想のお仕事
に就くのはなかなか難しく、多くの人は転職サイトなどの求人エージェントを
利用して就職しています。
書類作成や面接日時の調整、条件面の交渉など、すべてを無料でサポート
してくれますので、必ず求人エージェントを利用するようにしましょう。
【おすすめの障害者求人エージェント】
▶【プライベートも大事にしたい!】東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪でしょうがい者雇用をお探しなら「障害者雇用バンク」(20~45歳)
▶【地方エリアにも多数の求人!】「dodaチャレンジ」(60歳までの方)
なぜ求人エージェントが存在するのか
障害者を雇用する企業は、用意した障害者雇用枠をすべて埋める必要があります。
これは、「障害者雇用促進法」で、障害者の雇用が義務付けられているからです。
その枠を埋めるために、企業は求人エージェントに報酬を払うことで
仕事を探している障害者さんを紹介してもらいます。
求人エージェントは、その企業からの報酬によって運営されているため、
障害者さんからお金をもらう必要はないわけです。
とは言え、あまりにも障害者さんの希望と異なる企業に無理やりマッチング
しても、実際に仕事が続かなければ意味がありません。
エージェントとしての信頼も下がってしまいます。
ですから、求人エージェントはできるだけたくさんの企業とつながりを
持ち、同時にたくさんの障害者さんも募集することによって、長く努めて
もらえる企業を紹介することを生業としているのです。
つまり、企業も求人エージェントも、そして障害者さんもみんなが
得をするシステムが成り立っているのです。
ですから、障害者雇用枠の仕事を探すのに、自分の独力で探すという無謀な
ことをしなくても、便利な求人エージェントを利用すればよいのです。
理想のお仕事を探すには複数のエージェントに登録を
求人エージェントにも、それぞれに得意不得意があります。
また、持っている案件が違うこともあるので、複数の求人エージェントに
登録して、本当に自分にあったお仕事を探すのがよいでしょう。
在宅のワークともなるとやはり人気が高く、ひとつの求人エージェント
だけでは理想のお仕事に出会える可能性が低くなります。
登録はWEBから必要事項を入力するだけですので、非常に簡単です。
後日、担当者さんから電話で連絡をもらえますので、自分の希望や条件などを
伝えて相談にのってもらえばOKです。
登録したからと言って必ずすぐに仕事を決めなければならないわけでは
ありませんし、すべてのサービスは無料ですので安心して利用することが
できます。
バリアリューという考え方~障害もひとつの個性~
バリアバリューとは、障害(バリア)を価値(バリュー)として捉えると
いう考え方です。
企業は障害者枠を作って募集しているため、障害を持つ人を必要として
いるわけですが、障害者は健常者よりも人口は少ないので、企業どうしで
取り合いになります。
すなわち、あなたが持つ障害もひとつの価値ある個性として必要とされて
いるのです。
まとめ
障害者さんが在宅でできる仕事はたくさんあります。
通勤の仕事よりは希望者が多いため、他の人よりも早めに応募することが
大事ですね。
求人エージェントに登録すれば在宅のお仕事を検索できますし、担当者
さんも親身になって一緒に希望のお仕事を探してくれます。
遠慮なく希望を伝えて、気持ちよく働けるお仕事を手に入れましょう。
【おすすめの障害者求人エージェント】
▶【プライベートも大事にしたい!】東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪でしょうがい者雇用をお探しなら「障害者雇用バンク」(20~45歳)
▶【地方エリアにも多数の求人!】「dodaチャレンジ」(60歳までの方)
【関連記事】
▶都道府県別おすすめの障害者求職・転職エージェントランキング
障害者が在宅でお仕事をするには~募集の多い職種と必要なスキル~に対するみんなの評価
口コミ(レビュー)投稿フォーム | |